2016/04/01 Fri
生活
ホンジュラスの人々の好きなもの③ 「ナカタマル」
ホンジュラスでは、特にクリスマスシーズンに食べられている「ナカタマル」。初めてこの食べ物の名前を耳にしたとき、その日本語に似た響きに親近感を覚えたものです。トウモロコシベースの生地で具材を包んで蒸した伝統的なホンジュラス料理です。見た目が少し日本のちまきに似ていませんか。赴任当初、この食べ物が苦手だったわたしですが、今では欲することがあるくらいになりました。というのも、わたしのステイ先のホストマザーが作るナカタマルは、どこのそれよりも美味しいのです。
まず、生地を作ります。トウモロコシの粉とたっぷりのラードを練って火にかけます。我が家は二種類の異なる味付けの生地を混ぜてつかっています。中身は家庭により様々ですが、肉と角切りにした数種類の野菜、米なんかを入れます。そして、大きなバナナの皮でちまきのように包みます。それらを鍋に並べて蒸したら出来上がりです。わたしも少しだけ挑戦しましたが、なかなか楽しい作業でした。
そして、ご想像のとおりとっても高カロリー。
一説によると、一つ1000キロカロリーくらいするとかしないとか…
日頃からホンジュラスでの糖質脂質摂取量の多さを実感していますが、やっぱり期待を裏切らないホンジュラス料理です。
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