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大嶋 賢人
(東京都)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
野球
派遣国
大洋州
フィジー スバ市
一言メッセージ
18年の競技歴と教員免許だけで人口90万人の島国へ。ラグビー視聴率80%超えのフィジーで子ども達と白球を追う新卒男児。

 

#7 キッカケ 〜野球指導者派遣プロジェクト〜

2018.12.30

Bula Vinaka

年末にBiiiiiiiiig eventが有りました。

読売新聞JICAの協賛で行われている野球指導者派遣プロジェクトでスペシャルゲストをお招きして野球教室を開きました。

世界の野球グローブ支援プロジェクトの一環で、読売巨人軍が運営するジャイアンツアカデミーのコーチを途上国に派遣し、現地の子どもたちに野球の実技指導を行うという企画です。

⬇︎⬇︎詳細⬇︎⬇︎

https://info.yomiuri.co.jp/news/3986.html

約1週間という短い期間でしたが昨年(2017年)までNPBで活躍していた選手から直接指導して頂けるという貴重な機会に子ども達も目をキラキラさせていました。

普段は滅多にグラウンドに顔を出さないOBも様子を見に来たり、バスを乗り継いで来る子どももいました。

最終日に開催したJAPAN-CUP(日本ーフィジー交流試合)にもいつも以上に日本人の方が集まり試合後には写真を撮ったりサインを貰ったりゲストのコーチの周りに人だかりが出来るくらいに。

「ミーハーでごめんね」と言いながら嬉しそうに写真を撮る人もいっぱい居ました。

本物でも偽物でも、そのスポーツを好きでも好きじゃなくても、名前を知っていても知らなくてもファンを集めてしまうのが一流の選手。

目的が何であろうとフィジーという国で野球に触れてくれる人が増える大きなキッカケになったはず。

メディアにも大きく取り上げられ通訳の仕事も大忙しでしたが、野球指導者という活動以外の仕事をさせて頂けたのは今後の選択肢に大きく影響する(かもしれない)経験でした。

もちろん野球教室で指導を受けた子ども達の技術レベルが上がったという大きな成果もありましたが、それ以上にフィジー国内での野球というスポーツの認知度が大きく上がったように思います。

これは自分の活動だけではどうにも出来ないレベルの話で、今回の指導者派遣プロジェクトのお陰様です。

読売新聞社、読売巨人軍、JICAをはじめ協賛企業の関係者の皆々様にこの場を借りて御礼申し上げます。

⬇︎北篤が行くフィジー野球紀行⬇︎ コーチのコラムです。

http://www.giants.jp/smartphone/G/column/36026.html

活動の目的の一つに掲げている「野球好きの仲間集め(作り)」に大きく繋がる1週間でした。

以前から私の活動に興味を示していた現地人の友人(同居人の同僚)が子どもを連れて来てくれました。

「野球というスポーツは技術だけでなく礼儀作法や精神面も鍛えてくれる」という理由で息子にやらせたいのだとか(同居人談)

当の本人はグラウンドに着いてもお母さんの側で練習を見ているだけ

私が挨拶に寄った際も隠れてしまうくらいシャイ。

自分の人生なんだから自分で決めな

と言葉を親子に伝え様子を見ることに

しばらくすると降りて来て「やりたい」と一言

グローブとボールを持って練習に参加することに。

最初は私が投げ方や摂り方を教えながら遊んでいたが次第に教え子が寄って来て

「ケント変わって 俺も教えられるよ」とコーチ役を買って出てくれた。

フィジーの子どもは”知ってる事を誰かに教える”事が大好きだ。

これもシェアの文化なのかは分からないがいい文化だと思う。

ホントに球遊び程度の事しか出来なかったけど楽しそうに遊んでくれていて良かった。

帰るときに「楽しかった。友達できたよ」と言っていたのが嬉しい。

子ども同士は打ち解けるのが本当に早い。

「ウチの息子にも野球をやらせたい」という言葉を聞いた時は正直あまり良い気はしなかった。

そこに本人の意思はあるの?と思ってしまった。

親がやれって言うからラグビーをやってる他の子どもと変わらないんじゃないの?

そんな風に思った。

それでもその日彼は自分の意思でグラウンドに降りて来たし、自分の力で友達を作って帰った。

誰に勧められるかどうかより、自分で選んだという事が大事だと思う。

キッカケ作りという意味では自分の活動も同じかも知れない。

「面白いスポーツあるよ」と出会いの機会を用意する

そして何かのキッカケで野球に出会った子ども達が「もう一度やりたい」と思って貰えるような環境づくりを残り半年で作って行きたい。

よく考えたら自分も親に勧められて野球を始めていました。

キッカケは親だけど続けるという選択は自分の意思で決めて来た。

フィジーのラグビー少年も一緒なのだろうか。

今回のイベントをキッカケに「フィジーで野球というスポーツをやっている事」を新聞社とテレビ局の力も借りて大きく発信することができました。

またグラウンドに足を運んでくれた方やニュースを見てくれた方々の野球に興味を持ってくれるキッカケになれば良いです。

選択肢の提供と仲間集め

まだまだやれることはある!

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