2014/12/16 Tue
文化
マガル・トゥーバ(巡礼祭)
12月11日に、イスラム教の「マガル」という巡礼祭がありました。
セネガルはイスラム教徒(ムスリム)の方がたくさんいます。
セネガルのジュルベル州にある「トゥーバ」という町は、ムーリッドというイスラム教の一宗派の聖地で、とても大きなモスク(イスラム教礼拝堂)があり、マガルの日にはセネガル中からムーリッド派の巡礼者が集います。
今回、カフリン県のある村の校長先生のお宅がトゥーバにあるので訪ねに行き、一緒にマガルを体験させていただきました。
カフリンは、トゥーバへ続く道があるため、マガルの2~3日前あたりから交通量が多くなりました。
たくさんの人たちが、セットプラス(7人乗りのタクシー)やバスなどに乗って巡礼へ向かいます。
バスの上にも人が・・・
私は同任地隊員とともに、その日の朝早く出てトゥーバへ
トゥーバ付近は大変混雑していて、先生のお宅まで行くのにも一苦労でした。
先生のお宅では、たくさんの方が集まってお祈りをしていました。
放送設備も整っていて、近所にもお祈りを響かせていたようです。
「セリン・トゥーバ」というトゥーバの詩を少し教えていただきました。
私はお昼ごはんの準備を一緒に手伝ったり(ひたすら玉ねぎを切りました)、一緒にお話ししたり昼寝したりと、のんびり過ごしました。
ごはんは、先生のおうちと近所のおうちでごちそうになり、とてもおいしかったです!
夜中12時に、先生とご家族の方たちと一緒にモスクへ
はぐれないように、お姉さんたちが手をひいてくれました。
出店が立ち並び、縁日のようです。
モスクの中は、巡礼者の行列(1枚目の写真です)
日本のお正月のお参りを思い起こさせます。
今回は、外から見させてもらうだけでしたが、貴重な体験をさせていただきました。
日々のお祈りも毎日大切にされているムスリムの方々
今回の巡礼も特別な一日だったことと思います。
イスラム教の文化に日々触れる毎日です。
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