JICA海外協力隊の世界日記

青年海外協力隊 セネガル滞在記 ~Pas à pas~

マガル・トゥーバ(巡礼祭)

12月11日に、イスラム教の「マガル」という巡礼祭がありました。

セネガルはイスラム教徒(ムスリム)の方がたくさんいます。

セネガルのジュルベル州にある「トゥーバ」という町は、ムーリッドというイスラム教の一宗派の聖地で、とても大きなモスク(イスラム教礼拝堂)があり、マガルの日にはセネガル中からムーリッド派の巡礼者が集います。

今回、カフリン県のある村の校長先生のお宅がトゥーバにあるので訪ねに行き、一緒にマガルを体験させていただきました。

カフリンは、トゥーバへ続く道があるため、マガルの2~3日前あたりから交通量が多くなりました。

たくさんの人たちが、セットプラス(7人乗りのタクシー)やバスなどに乗って巡礼へ向かいます。

バスの上にも人が・・・

私は同任地隊員とともに、その日の朝早く出てトゥーバへ

トゥーバ付近は大変混雑していて、先生のお宅まで行くのにも一苦労でした。

先生のお宅では、たくさんの方が集まってお祈りをしていました。

放送設備も整っていて、近所にもお祈りを響かせていたようです。

「セリン・トゥーバ」というトゥーバの詩を少し教えていただきました。

私はお昼ごはんの準備を一緒に手伝ったり(ひたすら玉ねぎを切りました)、一緒にお話ししたり昼寝したりと、のんびり過ごしました。

ごはんは、先生のおうちと近所のおうちでごちそうになり、とてもおいしかったです!

夜中12時に、先生とご家族の方たちと一緒にモスクへ

はぐれないように、お姉さんたちが手をひいてくれました。

出店が立ち並び、縁日のようです。

モスクの中は、巡礼者の行列(1枚目の写真です)

日本のお正月のお参りを思い起こさせます。

今回は、外から見させてもらうだけでしたが、貴重な体験をさせていただきました。

日々のお祈りも毎日大切にされているムスリムの方々

今回の巡礼も特別な一日だったことと思います。

イスラム教の文化に日々触れる毎日です。

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