ニカラグア野球日誌

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鈴木 聖哉
(岩手県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
野球
派遣国
中南米
ニカラグア マサヤ県ニンディリ市
一言メッセージ
日本の裏側ニカラグアでプロ野球選手を目指す子どもたちに野球指導をしています。ずっと続けてきた野球を通じて貴重な経験ができていることに感謝。

 

ドミニカ旅行

2018.04.02

文化 活動

Holaaaaaaa

こんにちは。

休みの時に投稿しないとなかなかできないので連続投稿です。笑

先日、活動先に休みをもらってドミニカ共和国(以下「ドミニカ」)へ旅行をしてきました。

ドミニカは野球がとても盛んで、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも優勝経験があります。

メジャーリーグの出身国別の割合を見ると、2016年当時でドミニカ共和国がアメリカ合衆国に次いで2位になっています。

参考H.P.:https://matome.naver.jp/odai/2148052013183541801

日本球界で活躍する選手も多く、広島東洋カープもドミニカにアカデミーを持っており、現地の人々もそれを知っています。

人口は日本の10分の1以下にも関わらず、約10倍のドミニカ出身者がメジャーリーグで活躍しており、野球をしている人なら気になる国ではないでしょうか。

そんなドミニカ共和国の秘密を探るべく行ってきました!!!

約1週間の滞在だったので、全てを知ることはできませんでしたが、それでも多くの気付きがありました。

これを読む人みんなが興味ある話題じゃないと思うので、結論を先に書きます。

ドミニカ共和国が良い選手を輩出できるのには大きく分けて3つの理由があると思います。

とにかく競技人口が多く、いつでもどこでも野球をしている

小さい時から学ぶ(プレーする)場が豊富

野球に対して貪欲 

です。

ここからは長くなるので興味のある方だけ!!

とにかく競技人口が多く、いつでもどこでも野球をしてる。

これは驚きました。主に首都のサント・ドミンゴにいたのですが、まぁいたるところで野球をしています。

野球場の中で3グループ、外に2グループ、そこら辺の道でも…

小さい子どもから大人まで、本当に多くの人が練習をしていました。一つの総合施設に球場が5つくらいあるところも。

そこで午前も午後も、誰かしらが練習しています。試合をしている端っこでティーバッティングをしていたり。

私の所属するアカデミーもそうですが、基本的にチームで勝利に向かって・・・という感じではありません。個々の能力を上げることが重要なようです。

もちろん試合もしていましたし、単に楽しんで趣味のようにやっている人たちもいました。

しかし、基本的には少人数のグループに分けて指導者はそれほど多くを言わずひたすらノックを打っていたり、バッティングをしていたりという感じでした。

一般的な日本のチームと比べて数を多くこなしている印象でした。

小さい時から学ぶ(プレーする)場が豊富

今回見に行った地方の球場にたまたまドイツの15歳以下の代表チームが来ていました。ドイツにはドミニカ人のコーチが二人おり、その縁でもう10年以上、毎年ドミニカで約2週間の合宿をしているそうです。そこに、私も時々参考にするYouTubeに練習動画を投稿しているアメリカ人のコーチも来ていました。

球場を使ってドイツチームが練習していたのですが、そこに地元の子どもたちが入ってきて普通に野球をしながら遊んでいました。中にはボール拾いのお手伝いをする子どもも。

そんな中、そのコーチの言っていることや、やっていることをじっと見つめている子どもたちがいたり、勝手にミーティングの輪の中に入って聞いている子どもたちもいたり。笑

ズカズカ中に入っていく子どもたちに、それを許す環境。そこには二人の元メジャーリーガーらしき選手がいたり、さらに、結構有名な指導者もいたり。

ちょっと前までそこではトライアウトが行われたり、メジャーのスカウトがいたり。そんな中で子ども達がキャッチャーの真似事をして遊んでいると、練習の休憩中にコーチがちょっと教えてあげたり。

いやもうわざわざコーチに教わらなくても自然と、しかもレベルの高いことを学ぶ場がゴロゴロしていました。

一方で、ドミニカ出身のメジャーリーガーが多く、全30球団がアカデミーを有するため、元メジャーリーガーが戻ってきて指導していたり、アカデミーで指導を受けた元選手が地元で子どもに教えていたりと、良い連鎖が出来上がっているなと思いました。

野球に対する貪欲さ

最後に、今回同期で一緒に行った野球隊員の阿部翔太の希望で女子野球の中南米予選を見ていたのですが、そこでまぁたくさんの人に話しかけられました。

「スカウトの方ですか?」と。

ごめんなさい違います。笑

話を聞いてみると、自分を日本に連れて行って欲しいとか、教えている子どもがいるから見てほしいとか。

彼らは野球選手として生きていくために必死にチャンスを探し、声をかけてきていました。

「日本に行くことでチャンスが開ける。」

そのチャンスをモノにするためにはとにかく行動!そんな彼らの姿に圧倒され、彼らの貪欲さを感じました。自分に足りない事なので学びたいなとも思いました。

日本でプレーするためには何をしたらいいか、どういう方法でアプローチできるかなど、屈強な男に詰め寄られ、ビビりながら答えました。笑

また、たまたま行ったカフェの店員さんが、ベネズエラから来た野球の指導者でした。聞くと、母国でプロ野球選手を育成するアカデミーで働いていたが、職が無くなりより多くのチャンスを求めてドミニカにベネズエラの選手を連れて来たとのことでした。さらにドミニカ人、アメリカ人など計5人の選手の指導をしながら生活するためにカフェでアルバイトをしているそうです。

選手がプロ契約して契約金が入ればお金を貰えるが、そうでなければそのカフェの収入のみ。

異国に渡って指導する道を選んだこと、プロ契約を結ぶことが生活に直結すること。

それはハングリーになるわ。

とても長くなりましたが、自分の頭の整理のためにもここに残したいと思います。

実際ドミニカにも隊員は派遣されていますし、同期もいます。ドミニカがどんなところか聞くのは簡単です。

しかしやはり現場に足を運ばなければわからないことがたくさんありました。自分の目で見て感じることもたくさんありました。

そして実際に訪れたことで多くの出会いがありました。

自分は頭でっかちになってしまい、なかなか踏み出すことができません。

しかし今回の旅行で改めて行動することの重要性を感じました。

恐怖もあるがその先にはそれに勝る何かがきっとある。というか見つける!!笑

そんな気持ちでまた明日から頑張ります。

しかし休み明けはきつい。笑

みなさん今日も頑張りましょう!!!

あでぃおーす!!!!