チョコっとガーナ日記

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遠山 宏樹
(長野県)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
青少年活動
派遣国
アフリカ
ガーナ アッパーウエスト州ワ市
一言メッセージ
中学校でICTを教えています。首都からおよそ14時間離れた町での活動や文化、暮らしの様子をチョコっとお伝えしていきます!

 

ドキドキ、ワクワク! 日本の同世代との初めての交流

2018.11.27

活動

アンテレー!こんにちは!

さて、今回も先日の日記で紹介したアートマイルプログラムについてです。

9月・10月はお互いのことを知り、共通に定めたテーマに沿って調べ、発信するという活動を行っています。

ガーナの生徒にとってはもちろん、日本の生徒にとっても他国に住む同世代と関わる機会はあまりありません。半年間という比較的長い期間、共に学び合う仲間との出会いは大切であると考え、9時間の時差という交流における壁があるものの、なんとか序盤に直接顔を見て話す機会を設けたいと思い調整を重ねていました。

幸い、ガーナの学校は日本の学校より始業時間が早く7時頃から始まる学校も多いため、ガーナの朝の時間帯であれば(日本は夕方の時間)交流ができるということで、ガーナ午前7時30分、日本午後4時30分、ついにSkypeでの交流が決定しました。

実施の数週間前にSkypeで直接交流することを子どもたちに伝えると歓声があがり、楽しみにしている様子がうかがえました。
事前に自己紹介カードを作成・送付し、一人一人の様子は伝えていますが、初めての直接的な交流ということで最初は自己紹介を中心に企画していました。

当初「自己紹介で何を言えばいいの?」と戸惑っていた生徒もいたものの、「日本の同世代の中学生に伝えること」を考え、練習を重ねていくうちに多くの生徒が自信をもって、さらには英語だけではなく毎週教えている日本語や現地語を織り交ぜながら自己紹介する生徒も現れ、それぞれの色が出てきました。

交流当日。

事前に両国の間には時差があることを伝えると、現地語・英語・日本語の挨拶をすっかり使い分けられるようになった子どもたちは、「ガーナは朝である、日本は夕方であることを踏まえると、どの時間帯の挨拶を何語でしたら良いのだろう」といった考えをもつ生徒もいて、自然と相手の立場にたって考えるという、異文化を理解しようとしている様子を生徒の発言から感じることができました。

画面に相手の映像が映り、お互いの顔や声が確認できると笑顔で手を振る子どもたち。ガーナの子どもたちは日本語で挨拶、日本の生徒はこちらの現地語で挨拶をして交流が始まり、お互い「自分たちの言語を相手も知っているんだ」という驚きつつ、笑みを浮かべながら交流が進んでいきました。

交流中は自信をもって英語や日本語、現地語を使い自己紹介する生徒も多く、非常に頼もしく思っていました。

途中から接続の調子が悪くなったものの、日本の生徒の自己紹介を聞き、自分たちも自己紹介をお互いの顔を見合わせながらすることで、時差という壁を乗り越えて子どもたちは何かを感じ、得ることができたのではないかと思います。

改めて時間を設けた振り返りの時間では、「直接会話をできて良かった」、「交流の最中、手を振り返してくれて嬉しかった」や「自分たちの言語を相手から聞くことができたことが嬉しかった」など同世代との交流を楽しんでいた様子がうかがえました。

次回、直接話す時間をいつ設けるかは未定です。しかし、それまでに直接話せなくとも動画や写真等を送り合いながら交流を続けていく予定です。

「楽しい」、「話すことができて良かった」という感想が聞けて安堵してはいるものの、少し上のレベルの学びに深化できるよう、子どもたちと一緒に考えながらこれから準備・実施していこうと思います。