JICA海外協力隊の世界日記

来た道 行く道 マレーシアで共に

やりがいを感じる時

活動期間が残り3か月となり、そろそろ帰国準備が始まります。

1年9か月の活動を振り返ると決して楽しいことばかりではなく、常に自分には何ができるのか、役に立てているかと自問の繰り返しでした。

うまくいかずにイライラすることもありますが、やりがいを感じる時もあります。

施設で魚釣りをした時のことです。

まず魚作りをしました。

魚に目をかいてスポンジで縞模様をつけました。

彼女はこのスポンジで縞模様をつける活動がとても気に入り、何匹も作りました。

もう一つの色付けの方法は割りばしの先にスポンジをつけたものでトントンします。

子どもたちみんなが気に入って、「もっとしたい」といって夢中になっていました。

職員は子どもが喜んで積極的に取り組む姿を見て、「子どもたちはこういう活動が好きなんだね。」と知ってくれたり

割りばしにつけたスポンジを見て、

「こうすれば手が汚れずにひとりできるんだ。今度私たちで作ろう。」と言ってくれたり

「子ども達は明日香との活動が好きだがら毎週来てほしい。」と言ってもらえて、やりがいを感じ、嬉しかったです。

1番の活動のモチベーションになります。

昼食の間に乾燥させて、食後に魚釣りをしました。

肢体不自由の子どもが多いので椅子に座って行いました。

魚が釣れると「いえーーーーい」と大喜びです。

自分が色を塗った魚はどれ?や何匹釣った?など話ながら楽しみました。

魚と釣り竿一式は施設でまた使ってもらえるように渡しました。

私が帰国後も職員が子どもの好きな楽しい日中活動をしてくれたらと思います。

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