JICA海外協力隊の世界日記

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お手玉遊び

1つ目の施設に来て、約2週間が経ちみんなとの関係も少しづつ築けてきました。

そこで、今日は今通っている施設で、お手玉遊びをさせてもらいました。

みんなきちんと椅子に座って落ち着いて話を聞くことができます。私のつたないマレー語でも聞いてくれてとてもありがたいです。

言葉で説明が難しい時は、私が手本をすることでみんな理解してくれます。

みんな頭の上に上手にお手玉をのせることができたので驚きました。

次に、頭の上にお手玉をのせたまま歩いてみました。

落ちないようにとついつい手で押さえたくなるこども達。

その時施設の職員が

「鳥になって手を広げて」と声を掛けており、その発想がとても素晴らしくて感動しました。

ついつい「押さえないで」と言いたくなりますが、伝え方を少し工夫するだけで楽しくできますよね!

子ども達にも、失敗を恐れないで楽しむことが伝わればいいなと思いました。

次に的に向かって投げました。私が伝えたルールは

1、線から投げること

2、5個のお手玉を投げたら拾ってかごに入れること

3、終わったら友達と交代すること

4、椅子に座って待つこと

です。

なんと、みんなきちんと約束を守って遊んぶことができました。

お手玉が的の枠に入ると喜ぶ子どもの姿を見て、私も嬉しくなりました。

投げた後は自分で拾い集めます。

ルールを守ることで、みんなが楽しく遊べます。

子ども達が遊ぶ姿をみて、職員の方もやりたいとのことで挑戦してもらいました。

職員の方々は中心の赤に入れようと必死になり、入ると子どもに負けぬ笑顔で喜んでいました。

日本のお手玉に興味を持って貰えて、楽しく遊ぶことができ、職員の方も一緒に遊んでくれたのでよかったです。

施設では、障がいのある子どもが学校へ通えるように身辺自立に向けた支援をしたり、文字の読み書きを指導したりしています。

子ども達が身辺自立をして、勉強をして学校へ通えるようになることは大切ですが、遊びを通して学んだり培ったりできることがたくさんあるということ、また楽しく過ごすことの大切さを感じてもらえたらと思います。

これからも一緒に少しずつ前進していこうと思います。

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