Madamadamadagascar!(梅永隊員は帰国しました。)

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梅永 優衣
(東京都)

ボランティア/職種
青年海外協力隊
コミュニティ開発
派遣国
アフリカ
マダガスカル ヴァキナンカラチャ県 アンチラベ市
一言メッセージ
マダガスカルって、意外と日本と関係深い国なんです。そんなマダガスカルの魅力を沢山お伝えしていきたいと思います。

 

マダガスカルで栄養改善

2017.12.22

生活

マダガスカルは、世界でも最も栄養失調の子供が多い国の1つです。中でも私の任地のあるヴァキナンカラチャ県は、人口の65.2%が慢性的な栄養失調の状態にあり、全国でも2番目に高い割合だと言われています(2012年栄養局調べ)。
理由としては、野菜が栽培されているものの、その多くは商品作物であること。栄養についての知識がなく、また満腹感が重視されているために、炭水化物ばかりが摂られていること。調理方法が普及していないこと、などが考えられます。

(写真上:マダガスカルの農村の食事の例。ご飯とじゃがいもの入ったインスタントラーメン)

協力隊員有志で結成した「料理分科会」では、現地にある材料を使って出来る、栄養豊富な料理を紹介した料理本を作成しました。この料理本は、現地の女性組合や保健ボランティアなどから大変高い評価を得ています。
(写真上:農業普及員に料理本を配布)

先日は私も、「クリスマスや年越しが近いので、お祝いのための料理を覚えたい」という依頼を受け、料理本からレシピを選び、Bisky Soja(大豆クッキー)とCake katraka(トウモロコシケーキ)を作りました。ヴァキナンカラチャ県では大豆やキャッサバ、トウモロコシ等の穀物が栽培されていますが、煮込む他に料理方法があまり知られていません。特に大豆は蛋白質や食物繊維、ミネラルなどの栄養が多く含まれているにも関わらず、その味が好みでないという理由で、家畜の餌として使われていることが殆どです。
今回の料理講習会では、普段は家畜の餌として使われている大豆やトウモロコシの粉が、美味しいお菓子になったことを大変喜ばれました。今後マダガスカルの農家が、家庭でも色々な食材を活用し、栄養状態を改善する機会に繋がれば嬉しいです。