JICA海外協力隊の世界日記

バングラデシュ便り

清水あゆみ隊員 帰国報告会@配属先

みなさん、こんにちは。

JICAバングラデシュ事務所ボランティア調整員の池田です。

2024年9月12日、私たちJICA所員は、首都ダッカから約30km北に位置するバングラデシュ農業調査研究所(Bangladesh Agricultural Research Institute:BARI)を訪れました。BARIに配属先されている清水あゆみさんの帰国報告会に参加するためです。

清水さんは、品質管理・生産性向上隊員として、昨年10月よりBARIの食品加工部門で活動してきました。主な活動は、同僚研究員に対する味噌や醤油といった発酵食品の製造方法紹介や、起業家や民間企業に対する加工品の品質改善・衛生指導等でした。

同僚に味噌づくりを紹介する清水さん

加工品(レモン)製造を指導する清水さん

実は清水さんは日本の味噌メーカーに20年程勤務した経験があり、発酵食品製造のエキスパート。BARIではご自身の専門性を十分に活かした活動を展開し、同僚研究員は8種類の味噌や醤油づくりを経験しました。バングラデシュでは馴染みが薄い発酵食品ですが、清水さんの活動を通じて発酵食品に強い関心を抱いた同僚たちは、清水さん帰国後も味噌や醤油づくりを来年度の重点活動とすることを決意。今後も発酵食品の研究を継続したい、と意気込んでいます!

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帰国報告会の様子

帰国報告会では、多くの同僚から清水さんに感謝の言葉が述べられたほか、「あゆみ、行かないで~、泣」、「必ずまたここに戻って来てね!」といった声も聞かれました。清水さんの誠実かつ温厚な性格と、現地の方々の目線に立った活動により、揺るぎない信頼関係が構築されたことを実感しました。

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清水さんとの別れを名残惜しむ同僚の皆さん

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同僚の皆さんとの集合写真

BARIの皆さんに愛されつつ、素晴らしい活動を展開した清水さん、本当にお疲れ様でした!!帰国後の更なるご活躍を祈念しています。




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