JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

ブータン×日本 オンライン交流会開催!

Kuzuzangpo la!ブータンで音楽隊員として活動中の浅井です。

先月に、私の配属先チャンガンカ小中学校と、前任校である地元の中学校をつなぎ、オンライン交流会を行いました。
私の配属先は6年生の子たちが、前任校からは中学2年生の子たちが参加してくれました。
今回はその時の様子をお届けしたいと思います。

プログラムの内容は以下の通りです。

  1. 担任の先生方の挨拶
  2. 代表生徒による挨拶と自己紹介
  3. 歌の発表
  4. クイズ大会
  5. Q&Aセッション

外国語でのコミュニケーションの楽しさを感じてもらいたいという思いから、ブータンの生徒たちには日本語を、日本の生徒たちには英語を話すことに挑戦してもらいました。

ブータンの子どもたちは準備の段階からとても楽しみにしてくれており、クイズや日本への質問をあれこれ考えながら話し合って決めてくれました。

当日は、Zoomでお互いの顔が見えた瞬間、嬉しそうに手を振ったりハートを作ったりしていたのがとても可愛らしかったです。
どちらの生徒も、話を聞くときは真剣に耳を傾け、適切なタイミングでリアクションをするなど、切り替えがとても上手だったおかげでスムーズにプログラムが進んだと思います。

オンライン交流会1.jpg

以下、日本の生徒の感想を一部抜粋したものです。

・日本語で頑張って伝えようとしてくれて嬉しかった。また機会があったらやりたいです。
・この短期間で日本語を覚えたの?と思うくらい上手で、今日のためにすごく練習してくれたのだと思いました。
・ブータンのマスクダンスは日本のなまはげと似ていて、日本との共通点も見つけることができました。
・どんなところでもTiktokなど同じものが流行っているのだと思いました。
・ブータンの子たちは英語がペラペラなので英語の勉強にもなりました。

以下、ブータンの生徒の感想を一部抜粋したものです。

・この素晴らしい時間を私は一生忘れないと思います。いつか絶対日本へ行きます!
・制服が可愛かったです。11つ机があるのもいいなと思いました。
・みんな優しくて、私たちの話を真剣に聞いてくれて嬉しかったです。
・日本の歌を披露してくれたことが印象に残っています。とても上手でした。
・とても充実したプログラムで私自身もとても楽しみましたし、子どもたちも同じ気持ちだったと思います。
 (担任の先生より)

オンライン交流会2.jpg

初めて国境を越えての交流会だったのでどうなるか少し不安でしたが、みんなのきらきらとした笑顔を見ることができて、やってよかったなと思う時間になりました。

今回の交流会がお互いの国について知る良い機会になり、さらに興味を持つきっかけになってくれたら嬉しいです。
日本語に挑戦してくれた子たち、本当によく頑張ってくれました!

そして忙しい中、たくさん準備をしてくださった日本の先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ