JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

Matsutake Festivalに行ってきた

Kuzuzanpola! 隊員の岩井です。
今回の記事は8月に開催されたMatsutake Festivalに行ってきた話です。

突然ですが、松茸って美味しいですよね、お吸い物にしたり炊き込みご飯にしたり。
そんな松茸ですがブータンでも採ることができ、非常に有名です。そのためブータンでも”Matsutake”は通じます。最近は日本への輸出も盛んであり、7割は日本に輸出しており貴重な外貨獲得手段のようです。
NHKの取材記事: https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/cor/2022/12/23/28152.html

TBSのニュース動画:

さて、ここからは当日の様子です。
Matsutake Festivalは8月15、16日の2日間首都ティンプーのゲネカ地区で開催され、私は初日に行ってきました。外国人観光客もちらほらおり、2名の日本人観光客も見かけました。当日の様子やブータンの松茸事情は以下の記事にもまとまっています。
https://kuenselonline.com/genekha-celebrates-matsutake-festival-to-promote-local-economy-and-tourism/

入り口を通ると松茸販売ブースや農業局、観光局、保健局などの展示ブースがありました。協力隊員の活動先でもある国立きのこセンターのブースでは食用きのこから毒きのこまでずらっと並んでおり、皆興味深々でした。
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ブータンにおける松茸の相場は1kg 1,500 ニュルタム(2,700円)です。日本産松茸が1kg数万円なのと比べると非常にリーズナブルに楽しむことができます。
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松茸スープの無料配布所もあり、クリーミーな味付けで美味しかった印象です。
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しばらくすると現地女性たちによるゆったりとした踊りや、仮面や色鮮やかな衣装に包まれた方々による演舞がありました。個人的にこの類の演舞で用いられる低音の笛の音とそこに合わさるドラムと鐘の音が好きです。
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ランチを食べながら演舞を見て、またしばらくすると会場全体に参加者を募る場内アナウンス。不思議に思っていると、なんと綱引きが始まりました。さらに綱引きの後には椅子取りゲーム、砲丸投げが催され、どちらも大盛り上がり。ブータンの祭りでは来場者参加型のイベントが定番のようです。
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祭りに行く前は松茸がずらっと並んでいるだけかなと思っていたら、演舞や綱引きなどの催し物もあり非常に楽しかったです。また来年も行こうと思います。

日本の松茸シーズンは調べたところによると9月中旬から10月下旬。きっとどこかでブータン松茸のニュースが流れるかもしれないですね。もしスーパーでブータン松茸を見つけたらぜひ手に取ってみてください!

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