JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

オリンピックと不屈の精神

Kuzuzanpola! 隊員の岩井です。

今年の夏はパリオリンピックがありましたね。海外にいると日本の盛り上がりが伝わって来ず物足りなさを感じましたが、日々の日本人選手の五輪ニュースでワクワクしてました。同僚からもオリンピック序盤に「日本がメダルランキング1位だね!」と声をかけてもらった時はなんだか嬉しかったです。

さて、今回はブータンのオリンピックに関してです。パリオリンピックにはブータン人選手は3名出場しました。種目はアーチェリー、水泳、マラソンです。ブータンはメダル0個でしたが、今大会では興味深いニュースがありました。それはマラソンに出場したKinzang Lhamo選手についてです。
・ブータンの大手ニュースメディアKuenselの記事: https://kuenselonline.com/a-triumph-beyond-victory
・日本語の記事: https://mainichi.jp/articles/20240811/k00/00m/050/380000c
・当時の様子: https://www.youtube.com/watch?v=t6Jwt4SWgYE

上記記事の通り、トップから1時間半遅れで途中歩きながらもゴールしたのです。これには勇気づけられました。個人的な話ですが、5月に任地のパロでマラソン大会が開催された際に「どうせ歩いちゃうしエントリーしないでおこう」と逃げてしまいました。月並みな感想ですが歩くとかタイムが遅いとかは些細な問題で、挑戦すること自体が重要だなと思いました。ブータン滞在中に一度はハーフマラソンに参加しようと決意しました。

ちなみにKinzang Lhamo選手はスノーマンレースというヒマラヤ山脈の高地を203kmを5日間かけて走るウルトラマラソンで2022年に準優勝したブータンにおけるトップアスリートです。
スノーマンレース公式ページ: https://snowmanrace.org

今後もKinzang Lhamo選手に注目ですね!

なお、サムネは私の散歩兼ランニングコースです。ここはパロ空港前の平坦な道で犬も少なく快適です。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ