JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

「ブータンってどんなところだった?」

Kuzuzanpola! 元隊員の岩井です。
日本に戻ってから帰国の挨拶周りをしていると、「ブータンでの生活はどうだった?」「ブータンはどんなところ?」「写真見せて」と聞かれることが多いです。確かに私もブータンに行く前は幸せの国くらいの認識で一体どんなところなのか想像ができませんでした。本記事では写真を通してブータンの様相や私の現地での暮らしを紹介していきます。

私が住んでいたところ、パロ

・パロはブータンの西に位置しており、国際空港があるためブータンの玄関口となっています。山が間近に迫りながらの着陸はドキドキです。
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・中心地の町はこんな感じです。調味料、日用雑貨、電化製品、全て買えます。建物は一番高くても6階建てです。
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・野菜と果物、お米などが買える市場。
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・日本の農業支援が長きにわたって入っており、日本の風景を彷彿とさせるような田園風景が広がっています。
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28年間ブータンで農業支援を行った西岡京治さんを偲ぶ仏塔と案内板です。
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私の活動

・私が配属された農業機械化センターのオフィス。
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・ビニールハウスでの水耕栽培の自動化をソフトウェアの面から支援しました。ブータンでは農家が年々減っており、その打開策の一つとして政府としてスマート農業に取り組んでいます。写真左が栽培前で、右が4ヶ月後の写真。白い円筒の上にあるパイプから定時に給水したり、ハウス内の室温が基準値を超えたら自動でファンを稼働させたりしました。
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・作業の様子。屋外にある管理室に篭って同僚達と動作確認やデバッグ作業をしていました。写真手前でパソコンを操作しているのが私です。
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・マイコンやWiFiモジュール、各種センサーを使っていました。
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日常生活

・ブータン料理は唐辛子を大量に使うため辛いです。お米をたくさん食べるため、一人一合は優に食べます。先述の農業支援により、日本のお米も手に入ります。
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・とある村。昔ながらの家は1階部分は牛舎、2階は居住、3階は物置です。
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・昔ながらの家のとあるお部屋。築100年になる私の実家と同じ香りがしました。
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・「ドツォ」という熱した石を入れて湯を沸かす風呂。
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・道路には牛と馬がいます。
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・カラオケが人気です。写真はとあるカラオケのステージ。ブータンでは日本のように個室で歌うのではなく、他の客の前で歌います。
また民家、商店、レストラン、どこに行っても王室関連の写真が飾ってあり、王室への敬意が感じられます。
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宗教

・ブータンはチベット仏教が国教のため、多くの寺院があります。写真はブータンを代表する観光地でもあるタクツァン僧院。
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・仏塔やマニ車が至るところにあります。生きとし生ける全てのものに祈りを捧げながら仏塔の周りを歩いたり、マニ車を回したりします。一度回すとお経を一回読んだのと同等の効果があるそうです。
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・ブータンで最も高位な僧侶によるお経に偶然立ち寄った時の様子。平日でしたが、村民全員が集まっていました。仏教への信仰心がとても篤いです。
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ハイキング&トレッキング

休日はハイキングやトレッキングに行きました。ヒマラヤの雄大な風景が広がっています。
・空中ブランコで遊ぶ子供達。富士山と同じ標高でも彼らにとっては遊び場です。
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・山頂では祈祷旗が風に吹かれています。ティンプーとパロは標高が2400mでそもそも高いので、日帰りで4000m超えのハイキングができます。写真は4200mです。
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・人類未到の最高峰ガンカー・プンスム7570m(写真左)と犬さん。
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・朝日に照らされて赤く染まったジチュダケ。なんとなくマッターホルンに似ています。
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・名峰ジョモラリ。スマホのロック画面に設定しています。
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文化と観光

・一張羅を着て祭りに行きます。ティンプーツェチュは会場を埋め尽くすほどです。
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・ゾンは庁舎でもあり、僧侶のオフィスでもあります。一枚目からティンプーゾン、トンサゾン、ガサゾンです。
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・サッカーが非常に人気でした。私の任地をホームとするParo FCには日本人選手もおり、10試合以上応援に行きました。
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・民族衣装を織っている様子。高いものは35万円(20万ニュルタム)もします。
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・なんとなく日本の温泉街に似ているタシガン県の中心街。
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・ある農村でのお祭り後の一場面。地べたに座り、火を囲んで談笑。いいですね。
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動植物

・ブータンの国花ブルーポピー。標高4000m以上で見れます。
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・高いものでは2mを超えるセイタカダイオウ。
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・国獣ターキン。むしゃむしゃとエサを食べている姿が好きでした。
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・ヤクの放牧地。襲ってくることもあるので近づかないように。
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日本の支援

・日本からの消防車と水槽車。
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・日本の支援で建設された橋。地元の方も品質が高いと感謝していました。日本の山奥に行けば似たような景色がありそうですね。
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長くなりましたが以上です。少しでもブータンの雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

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