2026/03/23 Mon
文化
ブータン国際マラソン ~世界の体力おばけ達の集い~(Bhutan International Marathon 2026)

(↑なんと今年で12回目の開催、通称プナカマラソン)
ブータン国際マラソン ~世界の体力おばけ達の集い~
AOHARU YOUTH
みなさんこんにちは。建築隊員のyutaです。
1つ前の記事では、「ブータンの玄関口パロ」を少し紹介させていただきました。
前の記事:空を眺めて、ソウゾウする Paro | ブータン便り(ブータン事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
今回はブータン最大規模の国際マラソンについて紹介したいと思います!
世界中のマラソン猛者たちと走ってきました~。開始10分程度で彼らの背中は見えなくなってしまいましたが...
さて、2026年3月7日に開催されたブータン国際マラソン2026は、世界各国のマラソン愛好家たちが古都プナカに集まり、ブータンの大自然の中を駆け抜ける、マインドフルネスな大会でした。
フル93名、ハーフ439名、合計532名(うち日本人は約15名程度)の参加があり、過去最高の参加者数となっております。

(↑山の間を突き抜ける、果てしなく長い一本道コースです。42.195km)
コースは標高約1900m~1200mまでの下りではありますが、途中何度も長い上り坂を登ったり、岩が露出したダート道、ブータンで一番長い吊り橋を渡ったりと、一筋縄ではいかないコースでした。平坦で淡泊な道よりかは楽しめました!
コースの写真は余裕がなかったので撮れませんでしたが、先輩隊員の記事のリンクがありますので、興味がある方はこちらの記事から飛んでみてください!
リンクがある記事:標高約2300mの陸上トラック! | ブータン便り(ブータン事務所) | JICA海外協力隊の世界日記
途中、地元の学生たちが「All The Best !!」と声をそろえて応援してくれたり、牛や犬たちが不思議そうにランナーたちを見守っていたりと、想像以上に観客がいました。彼ら・彼女らの前では笑顔でハイタッチしたり、一緒に掛け声を発したりして、走り切る勇気をもらいました。応援がなかったら、もしかしたら完走できていなかった?かもしれません。その区間の後は余計なエネルギーを使ったせいか、ペースが落ちます。ですが、それでいいんです。
フルマラソンの上位を占めるのは、もちろんブータン人の方で、1位は2:40:19と、ものすごい速さで完走しています。
普段から標高の高いエリアで生活・練習しているからですかね、日本で走ったらもっと速そうです!
というのも、ブータンに来て、坂道や階段を上ったりすると、日本にいた時よりも息が上がったり、疲労を多く感じることがあります。(歳のせいだと思いたくない!)酸素が少なく感じる場面が少なからずあります。
(私は総合38位4:27:39と、目標のサブ4を達成できませんでしたが、何とか完走できました。)
(↑ブータン国際マラソンの公式Facebook。たくさんの笑顔であふれています)
そして実はJOCV(JICAボランティア)の方が総合9位、女性部門2位の快挙を成し遂げています。素晴らしい。
速いからすごい。それだけでなく、きっと疲れて、表情をつくるのにも精一杯なはずなのに、完走後も現地の人たちと交流して、笑顔で言葉を交わされていました。
マラソンを通して任国に貢献できることは少ないかもしれませんが、自分のコンディションに関わらず、こういう小さな会話をすることにこそ、国際交流として大事なことが詰まっているんじゃないかなぁと、思う瞬間でもありました。

(↑船長の指示でゴムボートから足を川に浸けています。)
私たちは次の日、プナカ名物のラフティングをして、大会の疲れを癒しました。
3月で小春日和ではありましたが、川はめっちゃ冷たい。足の筋肉痛をアイシング(?)するのにもってこいでした。
(↑スタート地点の様子。ブータンらしい吊り橋をいくつも潜り抜けます。)
ラフティングでは、昨日苦労して走ったマラソンコースが川沿いなので、「あそこの坂きつかった」、「あの直線で心折れた」、とか言い合いながら、無常にも自動的に流されます。
日本では見かけない鳥たちを横目に、川の様子を見に来たおじいちゃんや、遊びに来た僧侶たちに手を振ったりし、リラックスしながらただ流れに身を任せる、贅沢なひと時でした。
どんぶらこ。
冬季で水量が少ない比較的穏やかな川下りには、この擬音語がぴったりでした。
どんぶらこ。
それではまた!
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