JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

体育隊員日記#16〜初めての運動会〜

Kuzuzanpo la!

こんにちは!今回の世界日記は岩本が担当します。

タイトルにもある通り、先月任地で行った初めての運動会について書いていこうと思います。

先月9日、10日の2日間の放課後で運動会を行いました。

本当は休日に行いたかったのですが、土日は生徒たちのイベントも多く、先生方も首都に上がり不在となるため、平日の放課後に行うことになりました…(笑)

今回運動会の開催にあたり、1番重視したことは全校生徒の参加です。

配属先の学内で実施されるスポーツイベントは、体を動かすことを好んでいたり得意である一部の生徒しか参加しません。

なので今回は運動会は得意不得意に関係なく、対象を全校生徒しました。そして全生徒たちに体を動かすことの楽しさを伝え、クラスやチーム単位での団結力・協調性を深めてほしいという願いを込め実施しました。

それでは運動会当日についてお話ししていきます!

1日目は各学年ごと異なるクラス種目を用意し、Class7は玉入れ、Class8は椅子取り、Class9は風船リレー、Class10は二人三脚を実施しました。

なんとか無事に全ての種目を終えることができました!

ですが初日は、私の中で多くの反省点が残る日となりました。

盛り上がり段取りの面で、自分の思った通りに行かず「もっとやれたのではないか」と心残りとなりました。

グラウンドが広いことから、観客席では盛り上がっていても競技をしている子供たちには声が届きづらいと感じました。

また各競技の前、上記の理由もあってか生徒たちはみんなの前に出るのを躊躇い恥ずかしがり、グラウンドに出てくるまで時間がかなりかかってしまいました。

生徒も自分も準備を一生懸命してきたのに、思うような結果が得られず悔しい結果となってしましました。

そして不安が残るまま2日目を迎えました。

2日目は綱引きを行いました。

前日の反省を踏まえ、思い切って場所を変更してみました。

生徒たちが参加しやすい環境を作り、やる気を出させることが、イベントの成功に繋がると考えました。生徒の意見も取り入れ、スクールグラウンドよりもはるかに規模の小さいバスケットボールコートで行いました。

結果は大成功!!

生徒たちだけでなく先生も、積極的に参加してくれました!

規模がコンパクトなので、距離感が狭く緊張感もあまりないことから、生徒の移動が前日よりはるかにスムーズになり、競技している生徒と観客席も近いことから、前日よりも盛り上がっていて安心しました!

一生懸命頑張る生徒たち

今回の運動会は、今年の集大成であるイベントであったと思います。

両日ともに、多くの生徒が一生懸命取り組み、楽しんでいる姿を見れて本当に良かったです。

ここまでの過程は少し大変でしたが、生徒たちが運動会後に「楽しかった」って伝えに来てくれ、改めて運動会を開催して良かったと思いました。

運動会を通して、良い思い出だけだなく苦い思い出も経験することができた有意義な時間となりました。この経験を踏まえ、今後の活動に活かしていきたいと思います!

今月から生徒たちはテストがあります。先月でHPEの授業もほぼ終わりました。

授業はないですが、残り2ヶ月弱しかない生徒たちとの時間を大切にしていこうと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

次回は古川が担当します。

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