JICA海外協力隊の世界日記

ブータン便り

体育隊員日記#7 〜卓球とバトミントン〜

こんにちは!今回の担当は岩本です。

世界日記第7弾となりました。今回は5、6月の活動について書いていこうと思います。

ついにブータンは雨季に突入しました。

私の住むチャプチャでは、朝と夕方から夜にかけて雨が降る日が多くなってきました。

雨が降らない日の方が珍しいのではないのかと思うくらい、ほぼ毎日雨が降っています!

なので体育の授業は天気に左右されない室内で、卓球とバトミントンを行いました。

卓球とバトミントンの授業を考えるにあたって、どうしても道具とスペースに限りがあることからどう行うべきか少し悩みました。

バトミントン、卓球のラケットはそれぞれ4本ずつ…

卓球のボールは1個しかありませんでした…笑

また競技ができるスペースはバトミントンコート1個分の広さしかありません。

卓球台も1台…

ですが個人的に、学校に1台しっかりした卓球台があることに驚きました!

カウンターパートと相談し、生徒たちが少しでもこれらの競技に触れる機会を増やしたいと考え、1クラスを2グループに分けることにしました。そして週交替で卓球とバトミントンの授業を実施しました。

今週:Aグループは卓球、Bグループはバトミントン

次週:Aグループはバトミントン、Bグループは卓球

こんな感じで授業を行いました!

2グループになるため、私は卓球の授業を行い、カウンターパートはバトミントンの授業を担当しました。

授業を始めてみると、やはり半分に分けても、道具がなくて何もできない生徒が出てしまいました。暇になると、勝手に教室に戻ったり違う教科の勉強をしたりと…

なので、ゲームや練習の回転率をあげたり、卓球は勉強机を代用して卓球のテーブルを作ったりしました!!

(生徒も自分たちのノートとバトミントンのシャトルを使って、なんのスポーツかわかりませんが自分たちで工夫をして練習をしていました。笑)

特に生徒たちはゲームを好んでいるため、授業では多めに取り入れていきました!

またブータンの子供達はクラス全体で仲が良く、プレーしている子たちだけでなく観ている生徒も盛り上がり楽しそうにしていたのでよかったです。

今月の授業では、道具がない状況で行った授業だからこそ得ることができた学びもありました。

どうしたら短い時間で、なるべく多くスポーツに触れられるかを考え、工夫しました。

またスポーツに触れる時間も大切ですが、他の人のプレー観たり仲間と話したりすることで得る学びも重要だと生徒たちから学ばせてもらいました。

また、人数が半分になり生徒とより密なコミュニケーションを取ることができよかったと感じています!

ブータンの学校では、6月下旬に試験があり、その後夏休みとなります。

夏休み後、また元気な生徒たちに会えることを楽しみに、活動の準備を頑張ろうと思います!

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。次回もお楽しみに!

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