2026/07/02 Thu
活動
#198【特別編⑳】あなたにとってJICA海外協力隊とは?【水泳/冨田】
Q.まずは自己紹介をお願いします。
2024年度1次隊、水泳隊員の冨田 望です。
私は、ボリビアの中央に位置するコチャバンバ県のスイミングスクールで、子どもから大人までを対象に、4泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形)の指導を主に行っています。 最近は、日頃の練習の成果を実感するとともに、水泳をより好きになってもらえるきっかけづくりを目的として、生徒・コーチ・ボランティアが一緒に泳ぐイベントを開催しました。
Q.あなたにとってJICA海外協力隊とは?
『手放せなかった夢』
私は2019年の秋募集で合格を頂いたのですが、コロナ禍の影響で派遣は大きく難航しました。実際に派遣されたのは2024年。派遣されるまでの約4年間は、振り返ると試練の連続でした。
①まず、コロナ禍によって先行きが全く見えなくなる。
当時はいくつか別の道もありましたが、協力隊になりたいという想いが強く、「派遣再開を待つ」という選択をしました。
②合格を頂いていた案件自体がなくなる。
当時はかなり落ち込みました。周囲には応援してくれる人も多くいましたが、中には「もう行けないよ」と言う人もいて、先が見えない中で待ち続けるというのは想像以上に辛く、夢にしがみついている自分が虚しく思えてしまうような、焦燥感でいっぱいの日々でした。
それでも、協力隊に参加したかったのは、高校生の時に憧れた夢を叶えたかった想いが強かったのだと思います。
③そして最後に、派遣国が変わる。
JICA側が代替案件を探してくださったものの、当初合格していた国に近い要請はなく、新たに提案されたのが「ボリビア」でした。最初は想像もしていなかった国でしたが、最終的に行くことを決めました。
念願叶って協力隊員になれた今、現地の人たちの役に立てているかと言えば、現実は壁にぶつかる日々の連続です。
派遣される前も、されてからも、思い通りにいかないことばかりです笑
協力隊に合格しても、隊員になれても、想い描いたモノが必ず得られる訳じゃない――。
それをこの6年間で痛感しました。それでも、夢が夢で終わらず、掴み続けたその手を離さなかったからこそ、想いだけでは辿り着けない場所に立つことができてよかったです。

文責 冨田 望(2024年度1次隊/水泳/コチャバンバ県コチャバンバ市)
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