JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#211【特別編㉝】あなたにとってJICA海外協力隊とは?【助産師/吉田】

Q.まずは自己紹介をお願いします。

こんにちは。チュキサカ県スクレ市のサンフランシスコ・ハビエル大学の看護・助産学部で学生に看護や助産に関する授業を行ったり、技術指導を行ったりしています。また、先生たちと一緒に授業のカリキュラムや授業の内容を考えたりしています。

配属先には、チュキサカ県内に関連校が3校あります。関連校に出向いて、助産に関する研修を実施しています。

Q.あなたにとってJICA海外協力隊とは?

『彩』

なぜなら、ボリビアでの活動を通して、さまざまな人との出会いや経験が私の人生に彩りを与えてくれているからです。

配属先の先生方や学生、実習先の医療職者の方々、ボリビアでできた友人、近所の方、顔見知りの店員さんなど、それぞれが異なる色を持っています。その一つひとつの色が私の人生に新たな彩りを加え、混ざり合うことで新しい自分の色をつくっているように感じます。また、私自身の色も周囲の人たちに少しずつ影響を与え、新たな彩りを生み出しているのかなと感じています。

活動を始めた頃は、緊張していて学生と距離を感じることもありました。しかし、授業や実習を重ねる中で少しずつ打ち解け、今では学生たちが気軽に話しかけてくれて、誕生日を盛大に祝ってくれました。学生たちやカウンターパートを始めとする先生たちから「あなたは、家族だよ。」と言われたときはとてもうれしく、今後忘れることはないと思います。私が学生たちから学ぶことも多く、お互いの色を交換しながら成長しているように感じています。

活動の中では、学生たちと一緒に学びながら成長を感じる場面もあれば、思うように活動が進まず悩むこともあります。言葉や文化の違いに戸惑ったり、自分の考えがうまく伝わらなかったりして落ち込むこともあります。しかし、そのような経験を重ねる中で、相手の立場に立って考えることや、多様な価値観を受け入れることの大切さを学んでいます。

また、大学の行事に参加したり、友人や近所の方と何気ない会話を交わしたりする時間も、私にとって大切な経験です。日本で生活していたら出会えなかった人たちや考え方に触れ、自分の世界が少しずつ広がっていることを実感しています。

嬉しいことも、悩んだことも、予想外の出来事も、その一つひとつが今の私を形づくる大切な色になっています。

残り1年間の任期の中で、これからどんな出会いや経験が私の人生に新たな彩りを加えてくれるのか、そして自分自身がどのような色になって帰国するのか楽しみです。

文責 吉田 もも(2024年度3次隊/助産師/チュキサカ県スクレ市)

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