JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#254 第2回日本セミナー開催【行政・事業マネジメント/重留】

ボリビア、コチャバンバ在住の重留真代です。

去る8月29日、私の赴任先であるサン・シモン大学にて、「第2回日本セミナー」を開催しました。本セミナーは、サン・シモン大学が主催となり、在ボリビア日本大使館の協力で、日本政府による奨学金制度や日本の産業技術、伝統文化を幅広く紹介するなど、日本についての知識や関心を深めていただくことを目的としたものです。昨年に続き、学生をはじめ大学関係者や地域の皆さまに日本について考えていただける時間を提供することができました。

2大使挨拶.JPGプログラムでは、まず在ボリビア日本大使館から国費留学生制度についての説明が行われ、将来日本で学びたいと考える学生にとって大変有益な情報が共有されました。さらに、元国費留学生であるオリバー・サーベドラ副学長(UPB大学)にもご登壇いただき、実体験を交えた貴重なお話を伺うことができました。

3オリバー氏.JPG続いて、大分県立芸術文化短期大学の綾部教授による基調講演がオンラインで配信されました。テーマは「トヨタ生産システムと日本の技術移転の歴史」。単なる日本の技術の紹介だけにとどまらず、日本で働く人々が互いに調和し、切磋琢磨しながら成長していく姿勢が根底にあることも伝えられました。参加者にとっては、日本のものづくりの精神と働き方の哲学に触れる新たな学びの機会となり、大きな示唆を得る時間となってくれることを希望しています。

後半は日本文化を体感できる特別プログラムが行われました。茶道の実演では、静寂の中に漂う凛とした空気を味わい、心を落ち着けるひとときを会場全員で体験することができました。さらに、狂言の上演では、演者にはボリビアの方々とJICA海外協力隊員が共演し、ユーモアのある伝統芸能とその奥深さを体感していただけました。この狂言は、協力隊員が数か月前から休日を利用して練習してきたもので、その成果が十分に発揮された素晴らしい舞台となりました。

会場には多くの参加者が集まり、日本への関心の高さを感じられる一日となりました。サン・シモン大学という学びの場に、日本の教育・技術・文化を共有できたことを大変嬉しく思います。

最後に

2度の日本セミナーを通じて、日本への理解がさらに深まり、将来日本で学び、働き、交流を深める若者が、ますます増えることを期待します。

文責 重留 真代(2024年度3次隊/行政・事業マネジメント/コチャバンバ県コチャバンバ市)

SHARE

前 最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ