JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#98 隊員OVに独占インタビュー【環境教育/庄司】

「隊員OVに独占インタビュー」

今日のインタビュイーは庄司さんです♪

彼もまた協力隊派遣後、コロナ禍で日本に緊急帰国となり長い国内待機期間を経て、ボリビアに再派遣されました。最後までご覧ください!!

Q.1 協力隊参加後の現在は何をしていますか?

再生可能エネルギー関連の仕事をしています。新卒から同じ代表の会社で働いております。

退職参加なのですが、コロナ禍前の派遣時・コロナ明けの再派遣時と2度辞めましたが、再び雇ってもらい感謝です。

週末にはライフワークのボーイスカウト活動で、青少年たちの指導をしています。

Q.2 ボリビアでの活動/生活の中で印象に残っていることは?

良くも悪くも、価値観(既成概念)を変えてくれたことです。

協力隊を志した理由の1つに、自分の価値観を壊したいという想いがありました。

ボリビアでは、ある程度の生真面目さも感じながら、時間やスケジュールに対してルーズで、急な予定変更や「今日重要な式典あるから行くよ」「明日からストライキで道路封鎖あるから旅行行けないよ」など、予測不能なことばかりでした。当初はいら立ちも感じましたが、だんだんとストライキ(自己主張)や考え方のルーズさに感心するようになり、自身の考えをマイルドに変えてくれました。

日本人は集団行動や社会生活もキッチリ(時間や考え方など)していますが、それゆえの閉そく感も感じています。

自分も計画通り・予定通りに進めたいタイプでしたが、何でもかんでもキッチリするのではなく、物事の本質を見て、メリハリをつけられるようになったと感じています。それでも、夜行バスや飛行機移動を伴う旅行に被る形で道路封鎖があると、非常にいらだつことに変わりありませんでしたが。笑

Q.3 後輩隊員(現在活動中〜これから隊員になる人も含めて)にメッセージをお願いします!

「事件は現場で起きている!」という映画のセリフがありました。

日本や先進国で生活していると肌感覚で掴めない部分も、開発途上国の市場で買い物すること・店員さんと何気ない会話をすることで気づくことがあります。

インターネットだけでは得られない、生々しい体験をたくさん経て、大きく羽ばたいてください!

私も、帰国隊員を中心としたOB組織「ボリビアOV会」で皆さんの支援をしたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!

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【インタビュイー・写真提供】

庄司 健(2022年度7次隊/環境教育/チュキサカ県スクレ市)

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