JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#97 隊員OVに独占インタビュー【青少年活動/内藤】

「隊員OVに独占インタビュー」

今日のインタビュイーは2022年度1次隊の内藤さんです!!ラパス県の児童養護施設で活動されていました。

レッツ、インタビュー!!

Q.1 協力隊参加後の現在は何をしていますか?

在パナマ大使館にて草の根委嘱員として勤務しています。

Q.2 ボリビアでの活動/生活の中で印象に残っていることは?

活動で特に印象に残っているのは、子どもたちと過ごした何気ない日々です。

当初は「何かを残そう」「結果を出そう」と前のめりになり、空回りすることも多くありました。
しかし振り返ると、何気ない日常の中で子どもたちから気づかされたこと、学んだことの方が、より印象に残っています。

中でも、彼らは【本気で人と向き合うことの大切さ】を身をもって教えてくれました。

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年齢や言葉、国の文化、生活水準や環境――すべてが異なる児童養護施設の子どもたちと関わる中で、悩みが尽きることはありませんでした。

「通じないのではないか」「受け入れられないかもしれない」と考えることもありました。

それでも足を止めずに、たとえ受け入れられていなくても子どもたちのことを好きであり続け、本気で考え、行動し続けることで、心の間にあった壁を少しずつ乗り越え、やがて深い絆が生まれたと感じます。

もちろん、効果的な活動や計画を立てることは重要です。しかしそれ以前に、相手へのリスペクトや愛情、本気で向き合う姿勢がなければ、活動そのものは成り立たないとも強く感じました。

私との関わりを通して、基礎的だけど最も大切なことに気づかせてくれた、そんな彼らとの何気ない日常――そのボリビアでの時間は、今も自分の中で大切な記憶として強く残っています。

Q.3 後輩隊員(現在活動中〜これから隊員になる人も含めて)にメッセージをお願いします!

たった2年。 でも、その2年を本気で生きれば、人の人生が変わり、自分の人生も変わる。

その変化の瞬間を、共に感じられる――。それが、協力隊の大きな魅力の一つだと思います!

ぜひ、あなた自身の魅力を見つけてみてください!

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【インタビュイー・写真提供】

内藤 論(2022年度2次隊/青少年活動/ラパス県ラパス市)

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