JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#148 ボリビアのフォルクローレの都【コミュニティ開発/豊田】

こんにちは。2024年度2次隊の豊田です。

私の任地・オルロ市は、「ボリビアのフォルクローレの都」とも呼ばれ、UNESCO無形文化遺産に指定されているカーニバルで有名な街です。 冒頭の写真は、そんなカーニバルの衣装店が並ぶオルロ市内のラパス通り。 ダンスのジャンルごとに異なる個性豊かな衣装を、普段から見ることができる場所です。

今年のカーニバルは2月14、15日でした。 本番のリポートはほかの隊員にお任せして、今回は本番に向けて盛り上がる街の雰囲気をお伝えします。 カーニバルに向けて、踊り手たちは半年ほど前から街角で練習に励みます。 カーニバル以外でもダンスを踊るイベントが多いため、オルロでは毎日のようにどこかから音楽が聞こえてきます。

私も昨年10月にチームに入り、毎週、ティンクというダンスを練習してきました。 大地の神に血を捧げるために殴り合うポトシ県北部の儀式に、由来する踊りです。 なので、集合写真ではファイティングポーズ!

12月下旬から本番までは、ほぼ毎週末、本番さながらにバンドの演奏に合わせて、街中を踊りながら練り歩きます。 まだ本番ではないのに、沿道に地元の観客が集まり、子供も一緒に踊っているのを見ると、カーニバルが街に根付いているのを感じます。

2月に入ると、会場となる大通りでは、道路の真ん中にある線路をアスファルトで埋めてしまいます。

写真3(豊田).png

工事を終えた会場は、こんな感じ↓に様変わり。

写真4(豊田).png

普段はここを通る貨物列車も、この時期は通れません。

毎年、カーニバル後に再び線路を掘り起こしますが、「カーニバルのためにそこまでするか」と驚きます。 カーニバルが近づくにつれて、関連のイベントや伝統儀式も多く開かれます。 本番の1週間前。リハーサルを兼ねたUltimo Conviteでは、最後にソカボン教会の中を膝立ちで進み、聖母マリアにカーニバルへの参加を誓いました。

本番2日前には、大地の神に感謝を伝えるため、先住民コミュニティなどが伝統衣装で音楽や踊りを披露するAnata Andino。カーニバルとはまた違った伝統衣装や音楽が楽しめます。

他にも挙げればきりがないほど、この時期のオルロはイベントや伝統儀式が盛りだくさん。

訪れる方には、オルロならではの文化と歴史を感じてほしいです。

文責 豊田 直也(2024年度2次隊/コミュニティ開発/オルロ県オルロ市)

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