JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#12 サンタクルスのリハビリ施設を視察してきました!

Hola, ¿cómo están? (こんにちは、お元気ですか?)

先日、理学療法士隊員2名でボリビアのリハビリテーションの現状を知るために現地視察を行いました。

今回伺った施設はカウンターパートの実習先であり、3施設も紹介してくれました。

1つ目は、小児の神経リハビリを主に行っているクリニックにお邪魔しました。

そこでは、「TheraSuit」や「spider」といったアメリカ発祥の理学療法が行われていました。

ハーネスのようなものをつけて姿勢制御をトレーニングするリハビリのようですが、私は勉強不足で知りませんでした・・・。

2つ目の施設は、主にスポーツ分野のリハビリを行っているクリニック、3つ目の施設はスポーツジムに併設されているクリニックにお邪魔しました。

どちらの施設でも様々な物理療法やトレーニング器具などを紹介していただき、ボリビアの理学療法事情についてもお話を聞かせていただきました。

村山潤(むらやま じゅん、2023年度4次隊)

私が感じた日本との違いは、「理学療法士の職域が広く個人が独立して行える」ということです。マッサージ師や鍼灸師、スポーツトレーナーなどの役割も可能で、さらに日本のように医師の処方箋が必ず必要というわけでもないようです。これには一長一短あると思いますが、色々な場面で活動しているのを知れたのはとてもよかったです。

竹下知慶(たけした とものり、2024年度2次隊)

今回の訪問先の中で、20代で開業している理学療法士にお話しを聞けたのが印象的でした。とても自信に満ち溢れ、独立するためにしっかり勉強したのだろうと感じました。派遣先も含めこの国の理学療法士は真面目で勉強熱心な方が多い印象があるので、少しでも多く、自分の知識や経験を伝えられたら嬉しいなと改めて思いました。

文責 

村山潤(2023年度4次隊/理学療法士/サンタクルス県オキナワ市)

竹下知慶(2024年度2次隊/理学療法士/コチャバンバ県コチャバンバ市)

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