JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#11 新年度に向けて小学校教育隊員で対面教員研修を行いました!@ラパス

Hola, ¿cómo están? (こんにちは、みなさんお元気ですか?)

ボリビアでは、2月から新年度が始まります。
そこで長期休暇が終わる前に、小学校教育隊員で教員向けの対面研修をラパスで行いました。

はじめに黒板やノートの取り方や使用方法、授業の組み立て方について、日本とボリビアの学校の例を用いて比較しながら説明をしました。

質問等にも答えてくださる先生やメモを取りながら聞いてくださる先生もおり、授業改善に向けて知識を深めようとする意欲的な先生が多くいらっしゃる印象を受けました。

写真3.JPG

国語のパートでは、教科書に書いてある活動だけを行うのではなく、子供たちが活動に取り組みやすくなるために様々な準備や単元の計画を立てることの重要性を説明しました。

模擬授業を通して、80分間という授業時間の使い方の一例を、先生方に実感していただけたと思っています。

算数のパートでは、数の概念を子どもたちが理解していくことの重要性と、教材を使いながらどのように指導していくかを、グループワークを通して説明しました。

今回初めてグループワークを行ったのですが、教材を使っているときはとても楽しそうに活動し、説明をしているときはメモを取っている先生方の様子が多く見受けられ、新年度に向けた先生方の熱意を感じることができました。

写真5.JPG

学校が長期休暇中ということもあり、隊員が活動していない学校の先生方にも多く参加していただきました。この研修を通して学んだことを新年度の指導に活かしていただき、ボリビアの教育の向上に貢献できると嬉しいです。

文責 

平島 将崇(2023年度1次隊/小学校教育/ラパス県ラパス市)

久家 慶子(2024年度1次隊/小学校教育/コチャバンバ県ティキパヤ市)

藤田 美桜(2024年度1次隊/小学校教育/コチャバンバ県ミスケ市)

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