JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#140 スーツケースが行方不明になったお話【保健師/岩崎】

Hola!こんにちは。保健師隊員の岩崎です。

突然ですが皆さんは旅行中に「預けていた荷物が届かない!」なんて経験をしたことがありますか?

私はこれまで多くの国を旅してきましたが、ロストバゲージ(以下、ロスバゲ)とは無縁でした。まさかボリビア派遣の最初で、その洗礼を受けるとは思いませんでした、、、そんな経験を今日はお話したいと思います。

私たちの隊次は、羽田からアメリカ(ダラス、マイアミ)で2回乗り継ぎ、ボリビアへ向かいました。毎回荷物を受け取って預け直す必要があり、正直、面倒だなと思っていた矢先、マイアミ空港でトラブル発生。ボリビア隊員13人のうち6人のスーツケースが行方不明になりました。

AirTag(紛失防止トラッカー)で近くにあることがわかっていても、職員さんは「ここにはない!」と一点張り。ダラスでは空港散策を楽しむ余裕すらあったのに。刻々と迫る出発時間の中、待つことを諦めロスバゲの申請をしました。

ボリビア到着から1週間後、「荷物が見つかった」と連絡入るも、届いたのは他の隊員の分だけ。私のスーツケースだけが行方不明のまま・・・いつ届くのか、そもそも戻ってくるのかわからない不安の中、到着早々に、ボリビアから洗礼を受けてるような気持ちになりました。

行方不明のスーツケースは2つ中1つ。幸い、父の「もしもの時のために、荷物を半々にわけとき~」という助言のおかげで、必要な日用品は手元にありました。父ファインプレー、感謝。ただ、防寒具は足りず、同期に助けてもらいながらの生活でした。

海外では「待っていれば誰かがやってくれる」ことはありません。何度もしつこいくらい連絡しないといけないことも学びました。私はアメリカの航空会社にほぼ毎日連絡をし、日本の旅行会社にも状況共有を依頼。ボリビアのボランティア調整員さんが入手してくれたボリビアの航空会社の連絡先にも相談していました。

情報は二転三転し、行方はなかなか掴めず。ブラジルにあるとの情報もあり、ブラジルの同期まで巻き込みながら確認を続けました。そしてある時突然、ボリビアの航空会社から「あなたの荷物、あるから取りに来て」と連絡がはいります。アメリカ側からは何の連絡もありませんでした。受け取りに行くと、そこにはたくさんの荷物が残されていました。。。ボリビアの航空会社とのつながりがなければ、手元に戻らなかったかもしれません。つながりを持つことの大切さと日本と同じ感覚ではいかないことを痛感しました。

世界日記用4.jpeg戻ってきたスーツケースの中身はぐちゃぐちゃ、日本食は全てなくなっていたけど、「戻ってきただけでよかった」と思えた自分がいました(笑)現地のものをたくさん食べなさいということだと思って、今でも現地のものをたくさん食べています!!

今回の経験で得た教訓です。

  1. 手荷物に1日分の着替えを!(2つとも届かなかった隊員さんもいた)
  2. 荷物の領収書は必ず保管(荷物が壊されてても、領収書がないと補償が効かないと言われた)
  3. スーツケースと中身の写真を撮っておく(英語リストが便利)
  4. 荷物は均等に分ける

もう1年以上も経ったのかあと思い出しながらこの記事を書いていました。

こうして始まった私のボリビア生活ですが、沢山の人に助けられてスタートできたことに今でも感謝しています。

これから派遣される方、旅行に行かれる方々等、ご参考になればと思います!

文責 岩崎 加奈(2024年度2次隊/保健師/タリハ県タリハ市)

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