JICA海外協力隊の世界日記

ボリビア便り

#80 地球の反対側、ボリビア!ボリビアに来て驚いたこと3選!【小学校教育/重松】

記念すべき!ボリビアの現役隊員による投稿が一巡します!!

バトンリレー第58弾20251次隊でボリビアのラパスに小学校教育で派遣されています、重松雅博です。日本で10年間、小学校の教員をしていました。今回は自己啓発休業という休職制度を使っての参加です。

ボリビアに来て2か月が経ちました。生活、仕事にも少しずつ慣れてきたところです。ちょうど1年前、確か20241024日だったと思います。JICA海外協力隊の合格通知が届き、ボリビアに行くことが決まったことが。あれから1年。濃い1年を過ごしています。

正直、1年前はボリビアという国についてほとんど知りませんでした(南米、ウユニ塩湖ぐらい…)。そこから情報収集のためインターネットを検索していた際に見つけた、この「JICA海外協力隊の世界日記」。それから読み漁りました。そして、今回自分が執筆する側になるなんて。

今回は「ボリビアに来て驚いたこと」をお伝えしたいと思います。

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まず1つ目は気候についてです。ボリビアのラパスは「1日の中に四季がある。」と言われるほど、1日の中で気温が変化します。私が滞在しているラパスは標高が約3600mあります。南米というイメージから暖かそうな感じがしますが、現在(10月)、ラパスの朝は5℃ほどです。ただ、日中は標高が高いので紫外線が強く日向は汗ばむくらいの暑さになります。1年間を通してみると、平均気温がラパスは7℃ぐらいだそうです。

2つ目は酸素の濃度についてです。ボリビアのラパスの酸素は薄いです!上記にもありますが、ラパスの標高は約3600m。そう、日本一高い山、富士山と同じくらいの高さがあります。7月末にボリビアに到着した際、自身の酸素濃度を測りましたが、その時は特段低いわけでもなく、意外といけると思っていました。しかし、油断は禁物です。私、ボリビア到着2日後に高山病で倒れました。その数日後には酸素ボンベで酸素を吸入しました。今となってはどちらもよい思い出です(その時は本当にきつかった)。また、ラパスはすり鉢状の地形になっており標高差も結構あるので(約3200m~約4000m)、街の中は坂が多いです。標高3000m越え+坂道=登山。そうです。いつも富士山を登っている気分で歩くことができます。15か月後、日本に帰国した時には、心肺機能が向上していると思います。

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3つ目は文化についてです。ボリビアの方たちはみんなダンスが上手!ホームステイ先での親戚の集まり、職場での歓迎会、ボリビアの友人との交流。いつでも、どこでもダンスダンスダンス!です(ちょっと盛りました)。音楽が流れ、老若男女関係なく皆楽しそうに踊る。そして、回ってくる杯を飲み干す。はい、幸せな光景ですね。私、ダンスは踊れませんがその場のノリと勢いでなんとかやっています。いつか、ラテンのダンス、踊れるようになりたいですね。

そして、このダンスタイム、終わりがない!みなさんずっと踊っています。まぁ、楽しそうだからいいですね。私も本当は最後まで居たいのですが…夜遅くなりすぎると安全上の事もありますので、頃合いを見計らっております。

ボリビアに来て早2か月。地球の反対側だけあって文化、環境、価値観等違いは多く、驚くこともありますが、自分の中の価値観が変化している気がします。驚くことはありつつも、ボリビアという国、そしてそこに暮らす人々と協働しながら、生活、活動を進めていければと思います。

次回の世界日記では、自分の活動についても紹介できればと思います。それでは、Nos vemos!

文責 重松 雅博(2025年度1次隊/小学校教育/ラパス県ラパス市)

➡➡ 読者の皆さん、ボリビアの全隊員によるバトンリレーいかがでしたか?

次回からは新たな企画が始動します!引き続き、ご愛読くださ〜〜い♡♡

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