2025/12/29 Mon
人 活動
#111 【番外編】世界で誰かのために。それがやがて日本のために。/成田空港巨大広告

1965年の12月、第一号の隊員がラオスに飛び立ってから60年。
今年はJICA海外協力隊発足60周年という、私たち協力隊員にとってとても節目となる1年でした。それを記念して成田空港に22メートルの巨大広告が掲示されており、世界各地の隊員がキャッチコピーの『世界で誰かのために。それがやがて日本のために。』を一文字ずつ持っています。
南米はもちろん、アフリカ、アジア…などなど、現地の方と隊員の笑顔のリレーがずらり。その中にボリビア隊員から4名が採用されました!!小学校教育・藤田さんが『界』、同じく小学校教育・久家さんが『に。』、栄養士・萩原さんが『が』。みんなの顔からは充実した活動の日々が伺えます。


ちなみに私は『れ』を持っています。
テレビ局で活動する私は同僚と一緒に、「テレビ局っぽさを出そう!!」とゲラゲラ笑い合いながら撮影した1枚が採用されました。この広告を同僚に見せたところ「オレたち、日本で有名になっちゃうな!」とみんな子どものようにはしゃいでいたので、私もとても嬉しくなりました。

番組制作隊員の私は、今年4月にボリビアに派遣されサンタクルスのテレビ局で活動しています。周囲の皆さんの支えで充実した活動ができていますが、それでも笑顔ばかりの日々…とはいかないのが現実です。スペイン語もままならない状態でどうやって番組を作るのか、局員の理解を得るにはどうしたらいいのか、日本とボリビアのクリエイティブにかける気持ちのギャップをどう理解していくべきか…悩んだり、つまずいたり、時には現地スタッフとぶつかることもありました。もちろん今でも試行錯誤の連続です。しかし、地球の反対側のボリビアのテレビ局で「誰かのために」活動することが「自分のための」財産になり、そしていつか、それが「日本のために」なるといいなと思いながら奮闘しています。

これまで、のべ99カ国に約5万8,000人が派遣され教育、保健医療、スポーツなど様々な分野で途上国の発展に寄与してきたJICA海外協力隊。この広告は協力隊について皆さんに知ってもらうためのものですが、個人的には世界各地で活躍する隊員たちの笑顔あふれる写真に「ひとりじゃないんだ!」と励まされました。もちろんここに写っている隊員だけでなく、今もなおJICA海外協力隊は世界各地で活動しています。60年前に始まった「草の根」国際協力の意志を受け継ぎ、そして未来へとバトンを渡していけるよう、来年も悔いのない活動をしていきたいと思います。
こちらの巨大広告は成田空港国際線第2ターミナルにて2026年2月28日までの限定掲載です。年末年始のお出かけの際にぜひご覧ください。
それではみなさま、良いお年を!!!(ボリビアのお正月はどんな感じかなぁ・・・?)
文責 高橋 望(2024年度3次隊/番組制作/サンタクルス県サンタクルス市)
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【追記 ボリビア事務所より】
この記事を高橋隊員に依頼したちょうどそのころ、2025年度2次隊の新規隊員が12月17日にボリビアに到着!
よくよく成田空港の広告をみると、駒ケ根訓練所で撮影した新規ボリビア隊員も1名、掲載されているではありませんか!?ということで、ボリビア隊員5名が参加しています。
今年もボリビア事務所の世界日記をお読みいただき、ありがとうございました!
皆様のおかげで#111号まで掲載することができました。来年もボリビア隊員53名(2025年12月末現在)で世界日記を盛り上げていく予定です。
皆様にとって素敵な年末年始になりますように。来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
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