JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

マーケティング / 日本の支援で誕生!ボツワナの新シェルター

みなさんはじめまして。

2026年1次隊マーケティング隊員としてボツワナ共和国に派遣されている鈴木です。 Botswana Gender Based Violence Prevention & Support Centre (以下BGBVC) で活動をしています。

ボツワナに来たのがおよそ2ヶ月前、活動を始めて1ヶ月強。まだまだ新米隊員ではありますが、配属先での大きなイベントについてお話ししたいと思います。

BGBVCは名前の通り、GBV(ジェンダーに基づく暴力)の予防啓発や被害者支援をしているNGOです。GBVサバイバーに向けたカウンセリング、HIVなどの性感染症に対する医療的ケア、緊急一時保護シェルターを運営しています。利用者は全て無料でこれらのサービスを受けることができます。

また、相談→病院→カウンセリング→保護シェルターの利用など、一般的には別々の機関が担当するケアをBGBVC内で完結して提供できることが特徴です。必要によっては警察や法的サービスなどの外部機関へ繋げることができますが、その間を一貫して担うことで、利用者のアクションのハードルを下げることができ、心理的・経済的負担の軽減に繋がります。

さて先日、新しく増設したシェルターの引き渡し式典がありました。 このシェルターは、日本政府の行うODAの一環である草の根・人間の安全保障無償資金協力によって建設されたものです。

シェルターの中はお見せできませんが、個室のシャワー/トイレ、キッチン、テレビ、寝具などがついていて、利用者が安心して快適に暮らせるような設計がされています。

IMG_6383.jpeg

式典では在ボツワナ日本大使、ボツワナ政府から青年・ジェンダー省の大臣がお越しになり、日本とボツワナの友好関係やお祝いの言葉を述べていただきました。式典の詳細の様子は是非、BGBVCのFacebookを覗いてみてください。

せっかくなので裏話を。 式典の前日には、会場の設営作業やシェルター内の整理などを行いました。

ここで緊急事態発生!

なんと、搬入されたベッドと付属していたシーツの大きさが違う。。。式典は明日です。式典では、大使と大臣のシェルタールームツアーもあり、この状態で視察されるわけにはいかない。。。急いで上司と閉店間際の寝具ショップに行き購入、シーツのセットをして事なきを得ました。

IMG_6365.jpeg作業を終えて空を見上げると、鮮やかなピンク色の空。普段は日暮前に帰宅しているので、こんな景色は見たことがなく、たまにはこんな日も悪くないなと。この日は19時くらいまで式典リハや準備をし、上司に家まで送ってもらいました。

ボツワナには70名ほどしか在留邦人がいません。そのため普段の生活でボツワナ人に日本の話をしてもピンとこないリアクションをされることが少なくないです。日本人にとっても、ボツワナという国はあまり馴染みがないと想像します。ですが、この式典を通して日本から遠く離れたこの地で、日本の支援がしっかりと形になり、必要としている人々に届いていることを実感できた貴重な一日となりました。

これからもまた、ボツワナのリアルな現場(と、次なるハプニング?笑)をお届けします。

次回もどうぞお楽しみに!

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