JICA海外協力隊の世界日記

ボツワナ便り

暮らしのそばにある伝統舟ータマラカネ川のモコロ

Dumela!(ドゥメラ)

2025年度1次隊障害児・者支援隊員の谷村です。

私は、オカバンゴデルタの玄関口と言われるマウンで生活をしており、あっという間に1年の月日が経ちました。

今回は、マウンでの生活の楽しみの1つである「モコロ」を紹介します。

モコロ(Mokoro)とは、ボツワナの世界遺産オカバンゴ・デルタを中心に使われる伝統的な小舟のこと で、細長いカヌーのような形をしています。昔は丸太をくり抜いて作られていました が、現在は環境保護のため、金属製のものが使われているそうです。船頭(Poler)が後ろに立ち、長い棒で川底を押して進みます。

モコロ全体像.jpg

オカバンゴデルタをモコロで渡るツアーが有名ですが、私がよく利用するのは、Thamalakane River(タマラカネ川)を渡るためのローカルモコロです。片道5プラ(約55円)で対岸まで渡ってくれるサービスです。

普段は、地元民が生活のために使うためのサービスですが、Polerのお兄さんのご厚意で1人50プラを支払うことでスペシャルサービスとして、タマラカネ川を周遊してくれます。いつ何度乗っても心が落ち着くので、私が好きな任地のポイントの1つです。

マウンに別の町の隊員や知り合いが来てくれる度に、いつもみなさんに紹介しています。これまでにスペシャルだけでも7回も乗っています。何度体験しても飽きません。

もう、何度も来すぎて顔パスとなったわけですが、4月のある日、お兄さんが色んな人にモコロを紹介したこれまでのお礼としてフリーロングトリップに招待してくれました。

ここからは、モコロ乗船体験でこれまでに見たたくさんの素敵な景色を、みなさんにも写真でおすそ分けします。

①ウォーターリリー天国ウォーターリリー.jpg

②水面に映る空リリー天国.jpg

③魚釣りの人魚つりの人.jpg

④Mokolane(ツワナ語でヤシの木という意味)モコロワネ.jpg

⑤雨季には川から水が溢れて、道路の部分もモコロで渡ることができる木.jpg

⑥夕方の空模様夕方の雲.jpgピンクの雲.jpg

タマラカネ川をモコロで渡る様子はこちらの動画をご覧ください。(約55秒)

https://docs.google.com/videos/d/1BBvvkbGQPDuduREX-sGm1l5_LEQOw5jbsPUIcVXsMHE/edit?usp=sharing

空の景色を映し出す水面、サンセットに映える景色、時折近くのマウン空港から飛び立つセスナ(飛行機)、鳥のさえずり…すべてが私の心の癒しとなっています。

最後に別れ際にPolerのお兄さんに「Have a nice week!」と笑顔で言われたときには、本当に心に沁みました。いつも、快くモコロ乗船体験を受け入れてくれるお兄さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

MokoroPolerのお兄さんとの出会いは、私のマウン生活のなかで誇れるものです。

また、マウンの先輩隊員や地元の人の話を聞くと、今年は雨季に雨がたくさん降ったようで、乾季の今でもたくさんの水が溢れているそうです。そんな年に、マウンに暮らせて本当にラッキーだなと思います。

みなさんもぜひ、マウンにお越しの際は利用してみてください。

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