JICA海外協力隊の世界日記

カメルーン便り

カメルーン人にとっての日本とは?

Bonjour!

2023年10月から青少年活動としてカメルーンの初等教育省の県事務所に派遣され、幼稚園で活動している長尾です。

今回から「カメルーン便り」を執筆することになりました。

どうぞよろしくお願いします。

突然ですが、「カメルーン」について皆さんはどんな印象があるでしょうか?

サッカー、アフリカというキーワードが思い浮かんだ人もいれば、全くなにも思いつかなかった人も多いのではないでしょうか。それくらい日本と遠く離れているカメルーン。

そんなまだよくカメルーンを知らない皆さんに「カメルーン便り」を通して、この国に興味を持っていただけたらうれしいです。

ちなみにカメルーン人にとっても日本という国は遠く、日本をよく知っているカメルーン人は多くないです。そのため私が道端を歩いていると、日本人より在住人数がずっと多い中国人だと思われて、「ニーハオ」とあいさつされることがよくあります。

そんな中で、日本が抜群の知名度を誇る分野があります、、、、それはアニメです!

カメルーンでは、フランス語で日本のアニメが放映されています。特に『NARUTO』や『ONE PIECE』、『呪術廻戦』などバトル系のアニメが人気のようです。

先日、首都ヤウンデで「オタクフェス」なるものが開催されていたので参加してきました。

そこでは、日本のアニメやK-POP、アメコミ映画が好きなカメルーン人たちがコスプレなどをして楽しんでいました。

このイベントでは、カメルーン人の主催者からの依頼で協力隊員は、折り紙を教えたり、浴衣の着付けをしたり、習字で日本語を書いてプレゼントするブースのお手伝いをさせていただきました。

私は折り紙ブースを担当して参加者たちと一緒にツルや手裏剣を作りました!初めての折り紙で苦戦しているようでしたが、最後は完成した折り紙をもって笑顔で記念撮影。

「ありがとう」と日本語でお礼を言ってくれる人もたくさんいてとても嬉しかったです。

遠い異国の地でも「日本」について興味を持ってくれている人たちがいるということが実感して、とてもいい思い出になりました。

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