2026/07/17 Fri
観光
#20 ボジャカ県旅行記【再生可能・省エネルギ-/赤本翔】

こんにちは。2024年2次隊の赤本です。
今回はボジャカ県内で過去に私が行ってきた主な旅行を紹介します。
ボジャカ県はコロンビアの東部の位置している県で、県の東端はわずかにベネズエラとも国境を接しています。県の平均標高は約2600mの高地で、全体的に年間を通して涼しい気候です。県の東部には5000m級の山々があり、年中雪や氷に覆われている地域もあります。農業、鉱業、酪農が盛んで、県内のいたるところに広大な農地や牧草地が広がっています。1819年のボジャカの戦いで独立軍がスペイン軍に勝利しました。この勝利が現在のコロンビア建国の大きな転機になりました。Puente de Boyacá(プエンテ・デ・ボジャカ)には独立の記念碑や博物館があり、コロンビアの歴史の中でも重要な場所になっています。
県旗の緑は、「信仰」・「希望」・「ボジャカの豊かな農地やエメラルドのような大地」を意味し、白は「郷土への愛」・「誠実さ」、赤は「独立戦争で流された英雄たちの血」を表し、中央の葉は県のシンボルツリーの「ナラ」の葉を表しています。
①ハイキング Sogamoso(ソガモソ)・Cerinza(セリンサ)・Mongua(モングア)
ボジャカ県ではアンデス山脈が通っているため、山登りをする機会が多くあります。その中でも特に印象的だったのはソガモソのSiscunsí(シィスクンシィ)とセリンサのCara Perro(カラ・ペロ)とモングアのLaguna Negra(ラグナネグラ;黒い湖)でした。
市街地の標高ですら2500mを超えているため、山の頂上は3500m~4000m級です。それぞれの山の頂上には池がありました。先住民のムイスカ人の世界観では、高山湖は水源であり生命を育む神聖な場所という考え方がありました。現在でも地元の人は自然保護の対象として大切に扱っています。
湖の周辺にはPáramo(パラモ)と呼ばれる生態系があります。パラモとはアンデス山脈北部で、標高3500m~4500mで見られる高山湿原の生態系です。森林限界より上にあるため、大きな木は植生していませんが、この生態系がまるでスポンジのように地中に多くの水分を蓄えることから、「天然の貯水池」と呼ばれ、湖と並んでボジャカ県の人々の貴重な水源になっています。そのパラモを象徴する植物がFrailejón(フライレホン)です。葉の表面に細かい毛があり、霧や雲から水分を集めています。
Siscunsí(シィスクンシィ)湖 ソガモソ
Frailejón(フライレホン) ソガモソ Cara Perro(カラ・ペロ) セリンサ

Laguna Negra(ラグナネグラ;黒い湖)モングア


②湖観光 Aquitania(アキタニア)
アキタニア市にはコロンビア最大の天然湖であるトタ湖があります。標高は約3015mの高地にあり、日中でもかなり涼しいです。水は飲めるほど澄んでいて、ビーチでは泳ぐこともできます。船で湖を観光するツアーもあります。湖にはいくつか島があり、ここへも船で行って上陸して島内を散策することもできます。
Isla San Pedro(サンペドロ島)

トタ湖ではニジマスの養殖が行われており、周辺のレストランでは新鮮なニジマス料理が食べられます。日本の刺身のような生で食べる文化はありませんが、焼いたニジマスにシチューをかけて食べるのが定番です。


③町散策 Villa de Leyva(ビジャ・デ・レイバ)
ビジャデレイバは植民地時代の建築が残る歴史的な街です。コロンビアには多くの広場がありますが、その中でも最大とされるのがPlaza mayor(プラサ・マジョール)広場です。面積は14000㎡もあります。これは国際規格のサッカーコート2面分に当たります。
中心地から2、3kmの離れたところにCasa Terracota(粘土の家)というものがあります。こちらはコロンビアの建築家オクタビオメンドサが設計し、約400トンもの粘土でできた家です。陶器建築物としては世界最大です。中には台所やベッド等、本当に住めるような家のようになっています。
Casa Terracota(粘土の家)


粘土の家から更に2、3km進むと、Pozos Azules(青い湖)の景色を楽しめます。ここはかつて建築資材に使われる土や砂を採掘が行われていた場所の跡地です。採掘された大きな穴に地下水や雨水がたまっていくつもの湖群になっています。天然の青い湖ではなく、採掘跡が偶然きれいな湖になった場所です。青と言っても、石灰質の砂の影響でエメラルドグリーンからターコイズブルーのような色をしています。
Pozos Azules(青い湖)

見どころいっぱいのボジャカ県でした。
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