JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア共和国便り

コロンビア 再発見! (高地ボゴタのあれこれ)

こんにちは。

ボゴタで再生可能・省エネルギーで活動中の半田滋です。

今回のテーマは「高地ボゴタのあれこれ」です。

ボゴタはアンデス山脈の上、海抜2600mの高地に位置しています。この高地にまつわるお話をします。 日本でもスキー場など標高の高い場所へ行った時にお菓子の袋が膨れているのをご覧になった方も多いかと思います。これは袋の中(袋詰めした場所)の圧力よりも袋の外の気圧の方が低いために起こる現象で、高地で気圧の低いボゴタでは日本から持ってきた密閉性の良い袋はこれ以上膨れたら破裂する、というくらいに膨らんでいます。コロンビアのポテトチップスの袋も膨らんでいるのでおそらく低地の工場で袋詰めされたのでしょう。

気圧が低いことで起こる現象としては水の沸騰温度が下がる、ということもよく知られています。 先日、2人の学生に「水は何℃で沸騰する?」と尋ねたところ、揃って「92℃」と言う答えが返ってきました。また、写真は私のお気に入りのカフェで販売しているフィルターコーヒーの小袋ですが、そこに書かれているコーヒーの入れ方の説明図にはなんと、「温度92℃の水150ml」と具体的な温度が書かれています。 ボゴタの人たちは水の沸騰温度は100℃ではなく、小さい頃からの経験で92℃ということが身についているようです。

もう一つ高地特有の現象として高山病があります。急に低酸素濃度、低気圧の環境に移動した際に体が順応できず頭痛、吐き気、疲労感、息切れなどを起こす症状です。大抵の人はしばらくボゴタにいれば順応して症状も緩和しますが、私は9カ月たった今でも小走りをしたり、長い階段を上ったりすると息切れや動悸が起こることがよくあります。 先日JICAメンバーとボゴタ郊外にあるパラモ(山岳地帯)へトレッキングに行きました。ツアーの最高地点は富士山頂より高い3,800mで、途中でギブアップしないだろうかと不安な気持ちで参加しましたが、ゆっくりと息を整えながら歩き、無事に帰ってくることができました。コロンビアやエクアドルのパラモにしか見られないフライレホンという珍しい植物が群生している神秘的な景色を楽しむことができました。 トレッキング中は雨や霧の天気で日が射したのは短時間でしたが、日焼け止めを塗っていなかったのでその後一週間ほど日焼けで赤い顔をしていました。普段のボゴタ生活では晴れた日でもあまり日焼けはしませんが、3,800mの高地では紫外線も強いんだなと実感しました。

今回は「高地ボゴタのあれこれ」について書いてみました。

それではまた、アスタルエゴ!

写真1 膨らんだお菓子の袋

写真2 コーヒーの入れ方の説明図

写真3 パラモのトレッキング

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