JICA海外協力隊の世界日記

コロンビア共和国便り

#16 太陽の都 ソガモソ【再生可能・省エネルギ-/赤本翔】

今回は私の任地のボジャカ県ソガモソ市について、市の概要、気候、歴史、産業・食文化の観点から紹介します。

①概要

ソガモソ市はボジャカ県東部に位置しており、人口約138800人、面積約208㎢です。県都のトゥンハに次いで県内第二の都市です。ボジャカ県の中でスガムクシという地方に属していて、ソガモソ市はその中心都市になります。市内の中心街の標高は約2569mで、市内の最高地点は約3950mの高地です。

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②気候

気候はケッペンの気候区分で言うと高山性の西岸海洋性気候(Cfb)です。朝晩の気温は5℃~10℃で、日中の気温は18℃~25℃程度です。日本で例えると午前中から昼にかけて春から初夏になり、夕方から秋になるという感じで一日の中で季節が変わるようなイメージです。湿度は低いためかなり過ごしやすいです。日本の地域で例えるなら、年中夏の北海道道東地域のような気候です。こういった同じ気候が毎日続くため、「季節」という概念がありません。降水量については、日本の梅雨のように決まった時期にまとまった雨が降ることはなく、また一日中雨が降り続くなんてこともありません。短い時間で弱い雨がほぼ毎日のように降ります。一応、雨季と乾季はあるとされていますが、違いが分からないぐらい月の降水量に大差がありません。

③歴史

16世紀にスペイン人が入植するまではムイスカ人という先住民族が暮らしていました。ムイスカ語でSugamuxi(スガムクシ)がスペイン語訛りになってSogamoso(ソガモソ)となりました。ムイスカ語でSugamuxiとは「太陽の家」「太陽神の都」という意味がありました。ソガモソはムイスカ文明における中心地であり、太陽神を祀る場所としての宗教都市でした。かつてはソガモソ市内に太陽神殿が建立されていましたが、スペイン征服時代に焼失したため、現在は市内の博物館に太陽神殿を復元したものがあります。181096日に共和国都市としての地位が付与されたため、去年(2025年)で市制215年を迎えました。去年市制215周年を記念してイベントが開催されました。また、市制スタートを記念して、市役所の前にある広場は「Plaza de 6 de septiembre (96日広場)」と呼ばれています。

                  9月6日広場  

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                  太陽神殿

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④産業・食文化

ソガモソは鉄鋼や建材に特化した地方工業都市です。ソガモソ及び周辺都市では石炭、鉄鉱石、石灰岩が豊富に採れるため、特に金属加工業やセメント産業が盛んに行われています。また、コロンビア東部地域と首都ボゴタを結ぶ交通の要衝地でもあったため、運輸業や倉庫業も盛んです。市内にはボゴタまで繋がっている鉄道も通っています。

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農業においてはジャガイモ、トウモロコシ、ネギ、小麦、乳牛飼育が盛んです。レストランでも家庭料理でもジャガイモやトウモロコシや乳製品を使った料理が多く出てきます。

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工場地帯もある一方で、市内のいたるところに農地や牧草地も広がっています。道路や公園で馬や牛を散歩している人もいて、日常的に街中で馬や牛に出くわします。治安も非常に良く、市内の大半は畑や牧草地なので、のんびりとした田舎ライフを過ごせます。

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