JICA海外協力隊の世界日記

コスタリカ便り

平和だより① ~ラテンのリズム、恐るべし。コスタリカで文化交流〜

Hola!
はじめまして!
コスタリカ・デサンパラドスの市民センターで活動しています、森田光菜(もりた ひな)です!

この日は、私の職場である「平和のための市民センター(Centro Cívico por la Paz)」で、若者を中心とした「文化交流」のイベントが行われました!

イベントでは、若者たち自身が司会進行を務め、カラオケや太鼓など、さまざまな発表で会場を盛り上げます。

その中でも特に印象に残ったのが、コスタリカの伝統文化「マスカラーダ(Mascarada)」。

大きなお面をかぶった子どもたちが、陽気な音楽に合わせて踊ります。

「おお……これがラテンか……」

なんとも不思議で、でも見ているだけでワクワクしてくる光景でした。

そして気がつけば、私の肩も上下に動いている。

手に持っていたペンまで、太鼓のようにリズムを刻んでいる。

……完全に侵食されていました。

恐るべし、ラテンのリズム。

さて、そんな中、私は何をしていたのかというと、「参加者の名前を日本語で書くブース」を担当しました。

興味を持って来てくれた参加者の名前を、ひらがなとカタカナで書いてプレゼントします。

とはいえ、書きながら私の頭の中では、

「これ、本当に欲しいのかな……」
「ただペンで名前書いただけだぞ……?」
「私だったら……うん、別にいらないかも」

などと、なかなか失礼なことを考えていました(笑)。

ところが、そんな私の心配をよそに、みんなとても嬉しそうに受け取ってくれました。

それだけではありません。

ふと横を見ると、私が書いた日本語の名前を見ながら、フリースペースの紙に一生懸命まねして書いている子が!

「え、自分でも書いてくれてる……!」

その姿がなんとも微笑ましく、「日本語」に興味を持ってもらえたことが、とても嬉しかったです。

コスタリカで生活していて感じるのは、こちらの人たちは本当によく話すということ。そして、とても好奇心旺盛です。

「これは何?」
「日本ではどうなの?」
「これは日本語でなんて言うの?」

次から次へと質問が飛んできます。

一方の私はというと、まだまだスペイン語修行中。

頭の中では言いたいことがあるのに、口から出てこない。

「えーっと……」
「あれ、なんて言うんだっけ……」

そんなこともしょっちゅうです。

それでも、私が一生懸命スペイン語を話そうとしていると、途中で突き放すことなく、最後までじっと聞いてくれます。そして、伝わるまで付き合ってくれます。

困っている人がいれば自然と手を差し伸べる。

そんなコスタリカの人たちの優しさにも、日々助けられています。

今回の文化交流イベントでは、子どもから大人まで、年齢に関係なく同じ空間で音楽を楽しみ、踊り、笑っていました。

「老若男女みんなで楽しむ」って、こういうことなのかもしれない。

そんなことを感じながら、会場の空気にすっかり圧倒された一日でした。

……そして私はまた少し、ラテンのリズムに侵食された気がします。

2年間の任期が終わる頃には、普通に肩でリズムを刻みながら歩いているかもしれません。

活動中の写真もたくさん撮っていただいているので、これから少しずつ紹介していきたいと思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

Gracias(グラシアス)

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