こんにちは！12月の担当をしているゆめです。
今回は、私が配属先で実施している算数のクラスを紹介したいと思います！
活動のリアルな事情も感じてもらえたら嬉しいです。

配属された当初は集団向けにプリントを使用して足し算や引き算から始めた算数クラス。やっていくうちに色々と問題点がみえてきました。

①レベルが違いすぎる
掛け算まですらすらと解ける子もいれば、数字を書けない子もいて、全員が教室内で混ざり合っている状態でした。
何年生まで学校に行っていたかがそれぞれ異なり、15〜6歳でも数字の書き方が怪しいこともあります。クラスを年齢別にすることもできず、子どもたちみんなが学びになるようなレベルを設定するのが難しい…！！と悩んでいました。

②メンバーがいつもかわる
子どもたちはストリートで暮らしているため、配属先の施設に来る子たちは常に一定ではありません。80〜120人ほどいるなかで、教室に入れるのは多くても20人ほど。飽きて出ていってしまう子がいたり、途中から入ってくる子がいたり、クラスを始めても人が常に入れ替わり続けるような状態でした。

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そんな中で、使い始めたのがこちらのJICA専門家が活動の一環で作成した「算数テキスト」です。1〜8までのレベル別で、数の概念〜割り算まで対応しています。数がわからない子はものを数えるところから、掛け算ができる子はどんどん練習をすすめていくことができます。子どもたちそれぞれのレベルを簡単に判定して、教室に来た子が自分用の算数テキストを解ける方式にしてみました。 丸つけの大変さはありますが、自分のペースで進めることができ、明日もこの本をやりにくるね！と意欲的な子もでてきました。

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日々試行錯誤で活動しています！