JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No.9 エクアドル水泳あるある‼

みなさん、こんにちは。エクアドル水泳の吉川志乃と申します。普段は4つのチームで初心者~選手までの水泳指導をしています。上記の写真はALETA-TRIチームが2024Next Swim Proシリーズ戦で年間総合3位に入賞した時の写真です。去年は23位だったので驚異的なジャンプアップです。

今回は私の住んでいるアンバト市とエクアドル水泳を紹介したいと思います。

アンバト市は、エクアドル中部の谷に位置するトゥングラウア県の県都です。標高は約2,500m。同国では10番目に大きな都市です。街全体に坂道が多く、日常生活で高地トレーニングができてしまいます。任地で有名なのは2月に行われる「花と果物のフェスティバル」と「ジャピンガチョ」と呼ばれる食べ物です。

2月のフェスティバルはディズニーパレードのような感じで、美男美女が踊りながら、フルーツとお花で飾られた巨大神輿が行進していきます。準備期間は1年かけており、まるで昔の紅白歌合戦ばりの気合の入り方です。この熱心さの3%でも仕事へ?と思ってしまうのは私の独り言です。

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ジャピンガチョはジャガイモをつぶして、チーズをまぜて焼いた衣なしコロッケのような感じです。サラダ、ソーセージ、目玉焼きがのっており、とても美味しい一品です。各店舗によって秘密の隠し味があるらしいです。市場内のお隣さん8件がジャピンガチョ店なので、各店舗のおばさま達の客引き合戦がスゴイです。どうスゴイのかは皆様のご想像にお任せします。

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さて最後にエクアドルの水泳についてお話します。

エクアドル水泳その1:コーチは水に入らず、基本プールサイドから指導。水深が深い、水が冷たい、一人でチームを指導していることが理由です。

エクアドル水泳その2:消毒は塩素を使わず、塩をプールへ投入。日によっては海水か⁈と思うくらい塩辛いです。塩素は高いからほぼ使用しません。

エクアドル水泳その3:審判員によって、ルールの厳しさが違う。さあ、今日はどの審判員かな?と見極めが必要です。

エクアドル水泳その4:表彰式がチョー長い。長い時は3時間もかかるなどメダルと写真撮影が好きすぎる。

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最後までお読みいただきありがとうございました。チャオ、チャオ。

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