2024/12/28 Sat
No. 10 エクアドルの〇〇について
おはこんにちばんわ、山エリアのラタクンガ市で防災・災害対策隊員として活動中の長谷川達也、いつもハッピーな人間です。
私は、コトパクシ火山(写真内左:富士山に似ている)の噴火に対する防災・減災が主な活動です。コトパクシ火山は、私の住むコトパクシ県を含む3県にまたがる、国内ではチンボラソ山に次ぐ2番目の高さの山(標高5,897m)です。
山頂には、通年氷河があるため噴火に伴う火山泥流の発生が危惧されており、その影響は30万人に及ぶとされ、世界的にも危険な火山の1つとされています。
真面目な話はここまでにして、エクアドルにおける【闘牛】について話をします!
と思ったのですが、エクアドルの隊員は聞き飽きているので、別の話をしましょう。
執筆が2024年12月27日ですので、エクアドルの【年末】について話します。
日本と異なり、エクアドルには長期の正月休みがありません。祝日は、1月1日(元日)のみで、31日も平日であれば仕事をします。(職種によって異なります)
今年の仕事始めは、1月2日でした。しかし、なんと2025年は大統領の一声で連休があるのです。ありがとう大統領!2025年の仕事始めは1月6日です!
年末が近づくと、写真のような人形(モニゴテ)がいたるところで売られます。人型タイプ、キャラクタータイプ、サイズも大小さまざまです。日本で見たようなキャラクターの人形があったり、なかったり…
これを、アニョビエホ(日本でいう大晦日)の12月31日に燃やすことで、過去の失敗などを浄化して、新たなスタートを切るという意味があるそうです。そして、夜通しみんなで踊り明かします。仮装イベントや大型モニゴテのパレードなど、各地で特色があるので、機会があれば、各地で年末年始を過ごしたいものです。
最後は、アニョビエホの一環として行われるロカビューダについてです。男性が女性の未亡人に扮し、ドレスを着て踊りながら道行く人にお金を求めるユーモラスなパフォーマンスで、車を止めて通行料(50円くらい)をとったりします。私も去年は同僚と仮装をして、お金をカツア…いただきました。写真のような恥ずかしい日焼けをしないために、日焼け止め必須!HISSU!
今年の31日に、ラタクンガで300mレース(ロカビューダの恰好で7cm以上のヒールを履くのが条件)が開催されるので、日本代表として参加してきます!
みなさん、良いお年を!
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