JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No.1 私の好きなエクアドルの高山植物について

皆さんこんにちは。エクアドルでボランティア調整員をしております永竹未奈と申します。この度は、エクアドル事務所の世界日記をのぞいていただき、ありがとうございます。これから、たくさんの隊員がバトンをつないで、エクアドルの素晴らしさを伝えていきますので、どうぞご期待ください。

さて、今回私からは、私の大好きなエクアドルの高山植物についてご紹介したいと思います。


エクアドルはアンデス山脈を中心とした素晴らしい山々があり、山好きにはたまらない素晴らしい国です。これまでキト市周辺の山々をいくつか登ってきましたが、今回はわたしの山の醍醐味の一つである高山植物をご紹介したいと思います。日本では全く見ることのできない何ともエキセントリックな花たちです。

第1位 ウルクロサ(キチュア語で山のバラという意味)
標高4000mから4300mくらいのところに咲きます。通年咲くわけではないようなので、これを見つけることができたらかなりラッキー!手のひらサイズなのに、このなんとも言えない重厚感!私は日本では高山植物の女王と呼ばれているコマクサに負けない、アンデス高山植物の女王だと思っています!

2位 チュキラウア(キチュア語で燭台という意味)

エクアドルの国花でもあるチュキラウアは、アンデスの花という別名を持ち、標高3000m以上のほとんどの山々で見ることができます。この花には伝説があるようで、花そのものが固くトゲトゲしいことから、愛の花とも言われるようです。(愛は痛みを伴うということでしょうか)

3位 デドスデディオス(スペイン語で神の指という意味)
標高4000m以上の山々で、よく見られるこちらの植物は、場所によって少し赤身がかっていたり、白っぽかったりします。なんとも珍しい形をした植物ですが、名前の意味のとおり、地面から指が生えているように見えることからこのような名前が付いたのだと想像します。

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以上、今回は私が好きな高山植物を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。他にもエクアドルにはたくさん珍しい植物や動物、風景があります。いつかエクアドルを訪れた際には、ご自身オリジナルの「大好き」を見つけてみてくださいね。

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