JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No. 48 Fiestero(フィエステロ)たちから学んだエクアドルの文化

どうもみなさま、お久しぶりでございます。
イバラ在住、コミュニティ開発隊員の山口です。
任期終了を間近に控え、この2年間を振り返ると、エクアドルで学んだことは数え切れませんが、その中でも特に印象に残っているのは、人と人とのつながりを大切にする文化です。

家族や親戚の集まりはもちろん、職場の同僚達や友人達との誕生日パーティ、宗教上のイベントなど、とにかく事あるごとに集まり、食べ飲み、踊り、そして語り合う。停電が続いていた時期もあれば、デモによる道路封鎖で交通網は遮断され、仕事はおろか、生活するのも困難な日々もありましたが、それでも彼らはストレスを抱えず、家族や友人と過ごす時間を何よりも大切にしていました。

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写真:デモで市外から一歩も出れない日々でも親戚で集まる一枚

思えば、私が出会ったエクアドル人の多くは、いわゆる「Fiestero」であり、お祭りや集まることが好きで、人生を楽しむことが上手な人たちでした。しかし、その根底にあったのは、単に踊ることや飲むことではなく、人と過ごす時間を大切にする価値観だったのだと思います。

仕事が中心の生活になりやすい日本とは違い、エクアドルでは「今この瞬間を大切にする」文化があり、2年間どっぷりとこの文化に触れ、人生とは何かを何度も考えさせられました。

帰国後も、エクアドルで出会ったFiesteroたちから学んだこの価値観を忘れずに、人とのつながりを大切にしていきたいと思います。

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写真:2026年5月にコミュニティ開発部会の研修会で実施したコミュニティ内での文化交流イベント

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