JICA海外協力隊の世界日記

エクアドル便り

No.47 地球の反対側から見た日本の農業

写真:学校菜園の野菜が入った給食を食べる生徒たち

皆さんこんにちは!
エクアドルのカヤンベという地域で野菜栽培隊員として活動しています竹下純平と申します。活動内容は、カヤンベ周辺地域の4つの学校を巡回しながら、学校の畑の管理や実習授業を行うなど、教師免許は持っていませんがエクアドルで農業の先生をしています。
今回は、日本と地球の反対側にあるエクアドルから感じた農業の違いについて少しだけお話をしようと思います。

①農業機械の便利さ
日本では現在、農家の高齢化や減少に伴い労力軽減等を目的に農業の機械化が進んでいます。施設栽培ではスマホから温度や湿度管理もできる時代です。エクアドルでも機械化は進んでいますが日本ほどではありません。エクアドルの山間部の方では鍬などの道具を使って畑を耕す光景をよく目にします。日本の農業機械の技術の高さや利便性があらためてすごいと感じました。

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写真左:日本の農業について授業する様子

写真右:トマトの苗を定植する生徒

②鮮度保持技術の高さ
エクアドルでは市場(Mercado)で野菜を買う場面が多くありますが、日本では多くの人がスーパーマーケットなどで野菜を購入しているのではないでしょうか。エクアドルで生活をしていると、私は日本の野菜の鮮度保持時間の長さがエクアドルとは違うと感じました。私も野菜を冷蔵庫などで保存しているのですが、日本の時と比べて野菜が腐ってしまうのが2~3日早く感じます。日本では当たり前だと感じていた鮮度が長く保つように工夫されている流通管理や包装技術の高さにはエクアドルに来て驚かされました。

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写真:活動地域の市場

③ 有機肥料・農薬の使用について
日本では形がきれいで傷のない野菜を多く求められることが多く、化学肥料・農薬を使う場面がみられます。エクアドルでも野菜を栽培するために使われていますが、代わりに堆肥などを使った肥料や「にんにく」、「とうがらし」を使った農薬を作っている農家が多くみられます。エクアドルのなるべく安価で化学肥料・農薬に頼らないようにする考えは、昨今の海外情勢による資材高騰などの影響を受けている日本でも、今後必要になってくると感じました。

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写真:ミミズを使った堆肥場

最後に、エクアドルではブロッコリーの栽培が盛んで、なんと日本にも冷凍ブロッコリーとして販売されています。日本の皆さんには日本のブロッコリーを消費していただきたいと思っていますが、ぜひ一度エクアドル産の冷凍ブロッコリーも手に取ってみてください。よろしくお願いいたします。

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写真:冷凍ブロッコリーの食品表示

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