JICA海外協力隊の世界日記

フィジー便り

マーケティング/活動先紹介!

(写真)職場から見た漁港の全体写真。とても広々していて気持ちがいいです。

 こんにちは、マーケティング隊員の木村です。本日は私の配属先と仕事について紹介します!


 私の配属先は「水産省西部事務所」です。フィジーで二番目に大きい街"ラウトカ"(←街についてはまたいつかの投稿で詳しく紹介します)の漁港内にオフィスがあり、漁師へのライセンスの発行や魚介類の鮮度を保つための氷の販売、養殖農家へのサポートなどを行っています。

(写真)晴れていると夕日がとてもきれいに見えます!

 そこに配属された私の仕事内容は「漁業組合」のサポート。この港ではおよそ100名の漁師達が仕事をしており、彼らのほとんどが漁業組合に入っています。その小さな組合を大きく発展させていくのが私の仕事で、運営サポートや安定した収入を確保できる組織にするために日々活動しています。
 具体的に例を挙げると、水産物の需要を確認すべくレストラン・ホテルに聞き込み調査をしに行ったり、組合の毎日の支出と収入を記録するシートを作成して運用したり。なかなか計画通りには進みませんが、周囲のサポートもありながら地道に一歩ずつ活動を続けています。
 また仕事が忙しくない時は漁師や港にいる人々と一緒に海を眺めたり、朝食やお昼を食べることもしばしば。この国の文化について話してくれたり、仕事の困りごと(愚痴含む)についてふとした瞬間にポロっと話してくれることもあり、生活する上でも活動を続ける上でも貴重な時間となっています。仲の良い漁師は獲れた魚介類を分けてくれることも!

(写真)カウンターパートと私。フィジー人の中でも特に真面目で落ち着いた人です。

 そんなゆる~く活動を続けている現状ですが、活動を続けるにあたって必要不可欠な存在の人がいます。それが私の「カウンターパート」です。
 カウンターパートとは隊員の配属先で共に活動を行う担当スタッフのような存在で、私たちの持つ知識を伝授してスキルアップを図ることもあれば、反対に職場や仕事のあれこれを教えてくれる存在でもあり、基本的に活動は彼/彼女らと共同で進めていきます。私の場合カウンターパートがとても優秀な人で、私から一方的に何かを教えるというよりは二人三脚で一緒に活動を進めていく存在になっており、とても心強いです。
※私のカウンターパートは向上心が高く、いつか長期で日本に渡って水産の勉強をしたいと話していますが、せめて私の任期中は配属先にいてほしい、というのが本音です。笑

 さて、今回は私の職場と活動について紹介させていただきました。長々と書きましたが端的に言うとめっちゃいい職場です!笑 毎日海を眺めながら仕事ができ、周囲の人々も優しく協力的な人が多いためのびのび活動できています。最後までご覧いただきありがとうございました。

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