JICA海外協力隊の世界日記

ガボン便り

日本から遠いガボンで、薩摩揚げの加工と販売に協力しています

初めまして!

ガボンの首都リーブルビルの、魚の水揚げ場CAPAL(零細漁業支援センター)に、水産開発という職種で配属され、活動している伊藤雅です。

任期が残り2ヶ月になった今、自分の活動を共有できたらと思い、日記を書かせていただきました。

私は、配属先のCAPALにて、活動の一環として、ガボン人が水揚げされた魚を薩摩揚げに加工し販売できるよう後押ししています。

日本の薩摩揚げというアプローチを取ろうと思ったきっかけは、ガボンでは魚が肉屋野菜に比べて高いことからガボン人の魚の消費が低迷しており、少しでも魚を食べてもらおうと考えたことです。また薩摩揚げが好評であればCAPALへの来訪者が増えることも期待できます。

そのような思いからガボンの食材で簡単に作れて、リーズナブル、且つ、美味しい薩摩揚げを提案しようと決めました。

材料は、魚(主に、鯛、スズキ、クエ、カツオのいずれかを使用)、玉ねぎ、人参を使用します。

調味料は、小麦粉、卵、塩、マヨネーズを使用します。

調理方法ですが、魚を三枚におろし、骨を取った魚と、玉ねぎ、人参をフードプロセッサーで細かくし、それらと調味料とを混ぜたものを、油で揚げれば完成です。

値段は、日本円で3個250円。

自分でいうのはおこがましいですが、日本で買う薩摩揚げと遜色ない味のガボン風の薩摩揚げを開発することができました。

まずは、薩摩揚げの市場調査と調理環境の整備のために試販を開始しました。

販売当初から美味しいと言ってもらえ、市場調査をする日には80個ほど売れることがあります。

調査を始めて約4ヶ月後、ガボンでも十分に売れる可能性がわかったので、自分の帰国後も加工・販売を続けてくれるガボン人を探すことにしました。

しかし、ここまで順調でしたが、問題が発生しました。

ガボン人は、産油国であり、比較的裕福なため勤労意欲が低いのか、これまで3人と働きましたが、初日のみ働き、次の日には3人とも連絡が途絶えてしまいました。

そこで、継続のためには意欲あるガボン人を見つけることが肝要だと思い至り、約2ヶ月間、人脈を使いながら探し、約束を守り、きちんと働く、4人目のガボン人を見つけました。

今、その彼と3ヶ月活動しおり、同じ敷地内で働くレストランのおばちゃんたち以上に、彼は売り上げるようになっています。自分の帰国後も販売が続き、彼以外の別の人も街中で売り始め、ガボンの名物になることを願っております。

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