2025/09/24 Wed
自然
ガーナで一番高い山へ挑戦!


ガーナよりこんにちは!
今回は、ガーナで一番高い山とされる「Mt. Afadja(アファジャト山)」へ隊員たちと登山に行ってきた模様をお届けします!
実は、今回、Peace Corps(アメリカ政府による国際協力ボランティア機関)から2名のアメリカ人ボランティアがガイドをしてくれまして、一緒に行ってまいりました!!実は彼らも我々と同じボルタ州に住みながら、ひとりは農業、もうひとりは理数科教師として、ボランティア活動をする青年たちでした。
初対面でしたが、とても気さくでフレンドリーな彼ら。ひとりは、とても日本語もお上手で、会話も弾み…♪気分よくいざ旅は始まりました~♪


肝心の登山道は、予想以上に険しく、とっても大変でした!!途中途中、小休憩を挟みながら、呼吸を整え…といった感じで、ひたすら登頂へ向かい続けました。でも同時に、森林浴している気分にもなり、汗ばんだ体や顔を涼めてくれることも快感でした!
途中、このような看板も数か所で見かけ、ペースメーカーとでもいうように、登山者を励ましてくれました!
そんな"DON'T GIVE UP"のメッセージに背中を押されながら歩き続けると、見たこともないくらいの大きな虫、そして時にはカカオの木や実など、発見することもあり…!
ガーナの、ボルタ州のネイチャーの中にいる楽しさと壮大さを感じていました。メンバーも虫を捕まえたりして遊んだり、写真を撮ったり…まるで小学生の遠足みたいな様子でした!(笑)
一緒に行った隊員メンバーの中には、途中貧血気味になり、倒れかけてしまう隊員もいて、全員揃って登頂成功は難しいか!?と不安になる一場面もあったのですが…、付き添いの隊員とともに、少しの仮眠をとった後に、ゆっくり登山を再開し、見事全員での登頂に成功しました!!倒れかけた時点で諦めず、登山を続ける!という前向きな気持ちに切り替えてくれたことが、何よりも嬉しかったです!本人の喜びもひとしおだったことでしょう!
山頂からの景色は、お隣の国トーゴに隣接する地点ということもあり、見渡す限り山々に囲まれ、空気は澄み、清々しく、とても気持ち良かったです!!ガーナや他国からの登山客もたくさんいまして、道中、行き交わす人々と、「もう少しだよ!山頂からの景色は最高だから頑張って!」なんて励ましの言葉をかけあってここまでやってきました!!
私は、趣味であるヨガのポーズで、Peace Corpsの青年2人と記念撮影!私のいろいろな写真のリクエストに笑顔でフレンドリーに終始対応してくれた良き青年たち。お互いのボランティア活動の情報交換もでき、とても楽しかったです★
ひとりは、以前にアファジャト登山を経験しているということで、余裕しゃくしゃくの、軽装スタイルが素晴らしい★(笑)
ガーナ人たちのほとんどが、どこかに遊びに行った帰りのような、とってもラフな格好で、なんとクロッグスを履いて登山に来ている人もいるから、これまた驚き!!(笑) The 登山の格好をしているのは、我々くらいでした!(笑) 自然あふれる土地に住むガーナ人やアフリカ人には、ネイチャーツアーは手慣れているのでしょうね。


登山後は、みんなで乾杯し、近くのカフェで遅めのランチ休憩。
無事に登山が終了し、みな疲れていましたが…美味しいランチとジュースでほっこり。
その後道中の想い出話でいろいろと話も盛り上がり、Peace Corpsのメンバーとも活動の事、国の事など…お互いの情報交換もでき、「またボルタのネイチャーツアーしようね~♪」と再会することを約束し、今回の旅は無事に終了。
次回は、このアファジャト山近くにあるWli Waterfallに行くことでしょう!こちらも西アフリカ最長の滝といわれ、国内外問わず観光客が押し寄せる観光名所のひとつです!また、その模様も機会があればお届けしますね!
いかがでしたでしょうか?
ガーナ、とりわけボルタ州は、緑豊かな自然に囲まれた気持ちの良い場所ですよ~♪
アドベンチャーみたいで、日本では普段なかなか経験できないことに、テンション上がり、自然にたくさん触れて、なんだかエネルギーをもらえます!
このように、休日に仲間たちと一緒に、日本では見ることのできない動植物にも出会えるネイチャーツアーを経験できるのも、協力隊参加の楽しみのひとつですよ★
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
次回のガーナ便りもお楽しみに!!
★★★★★★★★★★★参考情報(アファジャト山)★★★★★★★★★★★
(以下、参考:en.wikipedia.org)
標高:587メートル(1,926フィート)
所在地:ガーナ・ボルタ州のホホエ自治地区(Hohoe Municipal District)、アグマツァ山脈(Agumatsa Range)に属します。
通称と名称の由来:
エウェ語(Ewe)の人々はこの山を「Afadjato」と呼びますが、正確には「Afadja」(山の名前)と、「-to」が「山」を意味する接尾語であり、「Mount Afadjato」とすると「山山」と重複することになります。英語では「Mount Afadja」が正しく、フランス語では「Mont Afadja」が適切です。
伝説:
エウェ民族が初めてこの地に移住した際、野生動物の襲撃を受けました。反撃を試みましたが、山へ向かう途中に「かゆみを引き起こす植物」に足止めされ、戦いを続けられなくなった――という伝承が残ります。
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