JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

シェラ暮らし⑦シェラで広がる日本文化(コミュニティ開発/前島玲美)

Hola!(オラ!)こんにちは。
シェラでコミュニティ開発隊員として活動している前島玲美です。

任地シェラでの日本文化紹介

8月22日、シェラの中央公園に面した市役所前で、日本文化紹介イベント「¡Siente Japón en Xela!(シェラで日本を感じよう!)」を開催しました。

今回のイベントは、シェラにいる協力隊員を中心に、首都のJICAグアテマラ事務所、配属先の同僚、シェラ市内の友人たち、日本やアジア系のレストラン・カフェの方々にも協力していただきながら準備を進めました。

事前に、シェラ市内の日本食・アジア系レストランやカフェを回り、チラシを置いていただいたり、宣伝に協力していただいたりしました。その時から反応はとても良く、「もっとチラシがほしい」「今後もこういうイベントをやってほしい」「何か一緒にできたらいいね」といった前向きな言葉をたくさんいただきました。

当日は、予想を大きく上回る方々が来てくださり、参加者は500人近くになりました。日本に興味を持って足を運んでくれた方、日本の文化に触れて楽しんでくれた方の姿を見て、シェラでも日本への関心がとても高いことを実感しました。

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クイズ、折り紙、けん玉、書道

会場では、日本の社会・文化・言語に関するクイズ、折り紙、けん玉、書道、法被の試着、写真撮影などを用意しました。

多くの方がクイズに参加した後、折り紙やけん玉を体験し、最後に書道で自分の名前を書いてもらい、それを持って法被や浴衣姿の私たちと写真を撮る、という流れで楽しんでくれていました。

折り紙やけん玉では、子どもから大人まで夢中になって挑戦してくれました。短い時間でしたが、日本文化を「見る」だけではなく、実際に手を動かして楽しんでもらえたことで、記憶に残る体験になったのではと思います。

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書道で広がった日本語への関心

特に反応が大きかったのは、書道で名前を書くブースでした。参加者の名前を、ひらがな・カタカナ・漢字の中から選んでもらい、墨と筆で書いて渡しました。

クイズで覚えた日本語をさっそく使って「こんにちは」「ありがとう」と伝えてくれる人や、「日本語を勉強しています」と日本語で話しかけてくれる人も多くいました。

自分の名前だけでなく、親や兄弟、親戚、友人の名前も書いてほしいと頼んでくれる人もたくさんいました。中には、家に飾るための白い額縁を持ってきて、「ここに名前や日本語の言葉を書いてほしい」とお願いしてくれる方もいました。

文字が読めなくても、筆の線や形を見て「美しい」「かっこいい」と言ってもらえることが何度もありました。言葉としての日本語だけではなく、文字そのものの美しさにも関心を持ってもらえたことが、書道を通した交流の面白さでした。

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浴衣と法被で写真撮影

会場では、法被を着て写真を撮れるコーナーも用意しました。私たちも浴衣を着て参加し、来場者と一緒に写真を撮りました。

中には、自分の浴衣を持ってきて「着方を教えてほしい」と声をかけてくれる方もいました。また、「日本に行ったことがある」「子どもが日本にいる」「家族が日本に関わりがある」と話してくれる方もいて、思っていた以上に日本とのつながりを持つ人が多いことに驚きました。

グアテマラには、ウィピルやコルテといった伝統衣装があります。今回、自分たちが浴衣や法被を着て日本文化を紹介する中で、衣装にはその国や地域の歴史、文化、美意識が反映されているのだと改めて感じました。

グアテマラの人たちが自分たちの伝統衣装を大切にしている姿を見てきたからこそ、私も日本の文化や衣装を、もっと大切に受け継いでいきたいと思いました。

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日本へのまなざしを感じて

グアテマラで生活していると、日本人であるというだけで、とても好意的に話しかけてもらえることがあります。アニメや日本食の人気、日本の車や電化製品への信頼、テクノロジーが発展した国というイメージなど、日本に対して前向きな印象を持っている人が多いと感じます。

それは、産業や文化の力だけではなく、これまで世界のどこかで日本人が積み重ねてきた行動や関わりも、少しずつ影響しているのではないかと思います。

今回、たくさんの方が日本文化に興味を持って来てくださったことで、私たち自身もまた、これからの人たちが持つ「日本」へのイメージに少しずつ関わっているのだと感じました。だからこそ、日本文化を紹介する時には、楽しさだけでなく、相手への敬意や丁寧な関わりも大切にしたいと思いました。

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たくさんの人に支えられた一日

今回のイベントは、シェラの協力隊員だけでなく、JICAグアテマラ事務所、配属先の同僚、友人たち、日本やアジア系のレストラン・カフェの方々、そして当日来てくださった多くの方々の協力があって実現しました。

予想以上の来場者で会場はとてもにぎやかでしたが、準備から当日まで、さまざまな場面で多くの方に支えていただきました。自分たちだけではできなかったイベントだからこそ、人とのつながりの大切さも改めて感じました。

日本語で書いた名前を大切そうに持ち帰る人、法被を着て嬉しそうに写真を撮る人、日本について楽しそうに話してくれる人たちの姿を見て、このイベントを開くことができて本当によかったと思いました。

日本文化への関心や、文化を通した交流の力を改めて感じた一日でした。これからも、グアテマラの人たちと関わりながら、日本とグアテマラの間に小さなつながりを作っていけたらと思います。

Feliz día!(フェリス ディア!)素敵な1日を!

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