JICA海外協力隊の世界日記

グアテマラ便り

トト日記⑱ グアテマラの織物文化にふれる!民族衣装博物館レポート

Hola!こんにちは!

グアテマラ栄養士隊員の嶋津です。

先月、首都での公務の合間に、イシュチェル民族衣装博物館(Museo Ixchel del Traje Indígena)に足を運んできました!

私のブログでも度々紹介していますが、グアテマラにはマヤ文明の時代から伝わる民族衣装があり、現在でも日常的に着用されています。

せっかくなので、隊員仲間と一緒に、それぞれが持っているお気に入りの民族衣装を着て博物館を訪れることにしました。みんな異なる地域の衣装を着ていて、並ぶととてもカラフルで個性的です!

グアテマラの女性の民族衣装は、基本的に「ウィピル」と呼ばれる上衣と、「コルテ」と呼ばれる巻きスカートで構成されています。そのほかに、「ファハ(帯)」や「デランタル(エプロン)」を身につけることもあります。現在では女性の民族衣装のほうが多く見られますが、男性が民族衣装を着用している地域も一部に残っています。

これらの衣装は、地域ごとに異なるデザインや色使い、模様、織り方、素材が特徴で、一目見ただけでどの地域のものか分かるほどです。
モチーフには、花・動物・幾何学模様などが織り込まれ、視覚的にもとても華やかです。

今回訪れたイシュチェル民族衣装博物館では、各地の民族衣装の違いや、年代ごとの変遷が展示されており、見ごたえがありました。また、併設されているお土産ショップでは、伝統の織物を活かした商品が数多く並び、そちらも大変魅力的でした。

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グアテマラの民族衣装の魅力は、代々受け継がれてきた手織りや刺繍の技術、鮮やかな色彩と繊細な模様、地域ごとの個性豊かなデザインなど、本当に語り尽くせません。

イシュチェル博物館は、衣装がただ展示されているだけでなく、マヤ文化や歴史を学ぶことができる場所でもあり、とても興味深い体験になりました。

それではまた!

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