2024/12/27 Fri
小学校 活動 算数
ホンジュラスの小学校の様子をのぞいてみよう!#林なぎさ #小学校教育
Hola! ホンジュラスで小学校教育(算数)の職種で活動しています、林なぎさです。
日本から見て地球の反対側にあるホンジュラス。学校で子どもたちは、どのように学んでいるのでしょうか?子どもは大勢?青空教室?なかなかイメージが浮かばない人が多いのではないでしょうか?
今日は、そんなホンジュラスの小学校の1日をご紹介します!
ホンジュラスの小学校では、日本と同じく1〜6年生までの子どもたちが学んでいます。小学校の朝は早く、私の活動校では朝7時から授業が始まります。学校に着いたらまず「ナギおはよう〜!!」と、子どもたちからの熱烈なハグ!!たくさんの子どもたちとハグして始まる、ホンジュラスの学校の朝が大好きです。男の子たちは、ピシっと髪の毛をセットして登校するのが身だしなみ。女の子は、ほとんどが背中まであるロングヘアーです。
1時間目は、国語か算数です。私は算数教育向上のため活動しているので、色々なクラスの算数を見てまわります。先生たちの授業を観察して良かった点や改善点を共有したり、算数が苦手な子の補助をしたりしています。子どもたちは教科書を持っていないので、テーマによっては理解することが難しいことも。でも少しヒントをあげると、「あー、わかった!」と表情がパッと明るくなります。この瞬間の子どもの目の輝きは、日本もホンジュラスも同じだなぁと感じます。私がやりがいを感じる瞬間の一つです。授業1時間は40分ですが、チャイムがないので80分ぶっ続けでやることも!それでも子どもたちは、元気に授業に参加しています。
9時になるとお待ちかねの休み時間。休み時間の楽しみは、なんといっても『メリエンダ』。ホンジュラスでは、朝ごはんと昼ごはんの間にメリエンダと呼ばれる間食をする文化があります。多くの子どもたちは朝食を食べていないので、お腹はペコペコ。お母さんたちが当番制でメリエンダを作ってきてくれます。ホンジュラスの主食であるトルティーヤやフリホーレス(豆)を使った料理が定番。日本の給食のような感じで、好きなメニューだと嬉しくなります。休み時間は先生たちもしっかり休みます。私は、コーヒー片手におしゃべりするこの時間が大好きです。話に花が咲いて、ついつい話し過ぎてしまうことも・・・笑 慌てて教室に戻ります。
休み時間の後は、理科、社会、英語などの授業です。日本だと理科社会、外国語の授業は3年生から始まりますが、ホンジュラスでは1〜6年生まで学習する教科は同じです。日本では高学年になると、手を挙げて発言するのが恥ずかしい・・・という子も多いですが、ホンジュラスは違います。「はい!」「はい!」とみんなものすごい勢いで挙手します。間違っても気にしない!みんなとっても自己肯定感が高く、素晴らしい!私も見習わなくては、といつも感心しています。
学校は半日で終了なので、11時半になると下校します。子どもだけで登下校することはほとんどなく、家族や親戚が迎えにきます。バイク、タクシー、バスなど様々な手段で帰ります。私の任地では普段渋滞などないのですが、この時間帯は学校の周りだけ、ちょっとした渋滞になります。笑 私の活動校は2部制なので、この後12時から午後の部が始まります。
さて、今日はホンジュラスの小学校の1日を紹介しました。いかがでしたか?
日本と全然違う部分もあれば、意外と似ているところもあって、面白いです。
でも子どもたちのエネルギー、キラキラした笑顔は世界共通です。いつもパワーと癒しをもらっています。
それではまた、Adiós!
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