2024/12/27 Fri
HIV イベント 活動
「12/1は世界エイズデー」#大仲遥 #感染症・エイズ対策
¡Hola Buenos días! (スペイン語でおはようございます)
ホンジュラス派遣、協力隊員の大仲です。
今日は私の活動について紹介します。職種は「感染症・エイズ対策」です。
ホンジュラスでは、デング熱やジカ熱といった蚊が媒介する感染症や、結核患者なども問題となっています。
また若年妊娠も珍しくなく、性感染症予防においても課題があります。
新規HIV感染者も毎年1100人程度が報告されており、その数は横ばいです。
私の配属先であるグラシアス地域保健ネットワーク事務所は11か所の保健所を管轄しています。
上の写真は山の中にある保健所の一つです。
私はそこで働くスタッフと協力し住民を対象に健康教育をしたり、学校で保健の授業をしています。
また、日本では保健師の職種に当たる「保健推進員」たちに勉強会を企画し実施しています。
保健推進員たちは、そのほとんどが医療系の資格などを持っていないのが現状です。
しかし、家庭訪問や子供の発育検診など様々な場面で地域医療を担う重要な存在であり、
私の活動を通し、そうした保健推進員たちの知識や技術の向上を目指しています。
先日12月1日は世界エイズデーでした。私の任地でも公園で啓発イベントが開かれました。
HIVの感染リスクを考える簡易的なゲームの看板を作成し、当日は集まった人や高校生たちにも実施してもらいました。
蚊に刺されたら感染するかもしれない?注射器の使いまわしはどうだろう?最も多い感染経路は?
と、具体的にイメージしながらHIVについて考えてもらえる良い機会となりました。
他にも、若年妊娠予防や性教育にも力を入れて取り組んでいます。
宗教上の理由で人工妊娠中絶ができないなど、日本とは背景や価値観が異なる部分はありますが、
子どもたちが自分の将来を考える中で、私の話が少しでも頭に残ってくれたらいいなと思います。
それではこの辺で。
¡Nos vemos! (スペイン語でまたね)
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