2026/09/18 Fri
イベント スポーツ 文化 歴史 観光
ワールドノマドゲームズ!その2

【写真1】キルギスの民族衣装に身を包んで演奏
ビシュケクでマーケティング隊員として活動中の湯目です。 Er Enishを観戦してきたのでレポートします!
Er Enish(Эр эңиш/エル・エニシュ)はHorseback Wrestlingとも呼ばれており、キルギス伝統の馬上レスリングです。円形の競技場の中で選手は馬にまたがり競い合います。勝敗は相手の身体の1部が地面に触れたら試合終了で、選手のフィジカルもそうですが乗っている馬の能力もとても重要なスポーツだと観戦していて感じました!階級も体重別に設定されており、日本では見ることのできないとても迫力のある試合でした!キルギスでは普段移動手段として使用される馬がスポーツの中で見られるという不思議な光景を見ながらも現地の人と試合を見ていてのめり込んでいく自分もいました。

【写真2】エル・エニシュの試合①

【写真3】エル・エニシュの試合②
カラコルで青少年活動隊員として活動中の丸山です。
キルギスの国技であるkok-boruを初日と最終日の2回みてきました。そもそもkok-boruは騎馬ラグビーとも言われており、ボールの代わりに頭と四肢を落としたヤギの胴体を使用するのが特徴で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。1チーム4人(登録は8~12人)の騎手がピッチに入り、2チームで競い、地面におかれた約33㎏のヤギ(※本番は布製のフェイクのヤギを使用)を馬に乗りながら拾いあげ、相手陣地の緑のゴールである「タイカザン」に入れると得点になります。
最終日では観客席の数以上の人が集まり、馬や人が激しくぶつかる度に人々の熱は高まり、ゴールが決まるとビクトリーポーズやウエーブが起きていました。最終戦はカザフスタンとキルギスで、キルギスの勝利が決まると思わず大声を出して喜ぶ自分がおり、活動1年間でキルギスに対する思いが自然と高まっていたのだと気づかされたゲームでした。

【写真4】コクボルの試合①

【写真5】コクボルの試合②
ビシュケクで青少年活動隊員として活動中の永井です。
ノマドゲームでは、迫力のある競技だけでなく、キルギスの伝統文化を実際に体験できるプログラムが行われていました。その場所は「クルチュン」という山々に囲まれた夏の放牧地です。一歩足を踏み入れると、キルギスの伝統文化がぎゅっと詰まった光景が広がっていました。そこには、キルギス音楽のパフォーマンスに耳を傾ける人々、伝統料理を囲んで食事を楽しむ人々、そして思い思いに文化を楽しむ人々の姿がありました。演奏に合わせて踊ったり、料理を味わいながら笑顔で会話をしたり。そこにいる誰もが、キルギスの文化を心から楽しんでいるように感じられました。
「伝統文化」と聞くと、過去から受け継がれてきたものを想像するかもしれません。しかし、クルチュンで目にしたのは、今を生きる人々が楽しみ、受け継いでいる「生きた文化」でした。

【写真6】大きな鍋で作られるキルギス料理
また、文化体験のもう一つの会場である、イシククル湖を望む「ルフオルド」。中でも目を引くのが、キルギスの伝統楽器「コムズ」をモチーフにした桟橋です。コムズは、キルギスの人々にとって身近な民族楽器の一つで、3本の弦を持ち、遊牧民の文化や物語を今に伝える大切な存在です。そして今回、私たちはここで、日本人コムズ奏者として演奏を披露する貴重な機会をいただきました。 美しい湖を目の前にして演奏する時間は、私たちにとっても特別な経験となりました。 キルギスの地で、キルギスの伝統楽器を通して現地の人々と同じ時間を共有できたことは、文化交流の楽しさと可能性を改めて感じる瞬間でした。
ワールドノマドゲームズを通して、私たちはキルギスの伝統文化に触れ、そこに込められた人々の思いやエネルギー、今も大切に受け継がれている文化の力を感じることができました。そして、いつの間にかキルギスが、私たちにとってとても大切な存在になっていたことに気づきました。
これからも、キルギスの人々と同じ時間を過ごし、ともに歩みながら、この国で大切に受け継がれてきた文化に敬意を持ち続けたいと思います。そして、私たちが感じたキルギスの文化の魅力を、日本をはじめ多くの人に伝えていくことで、これからも文化と人とのつながりを大切にしていきたいです。
湯目稀、2025年7月~、マーケティング
椿理穂、2025年7月~、青少年活動
丸山香織、2025年7月~、青少年活動
永井千聖、2025年7月~、青少年活動
SHARE





