JICA海外協力隊の世界日記

ラオス便り

ラオスの世界遺産、巡ってきました!

サバイディー(ラオ語で「こんにちは」)! ビエンチャン県で活動している山本です。

ラオスに来たなら絶対見ておきたい 3つの世界文化遺産を紹介します

1. 古都ルアンパバーン


ラオスの北部に位置するルアンパバーンは、一時遷都したことがあったものの、14世紀〜20世紀までラオスの王都であった場所です。 ここではラオスの伝統的な建築様式と1920世紀のフランス植民地時代の建築様式が融合して、独特な街並みを今でも見ることができます。観光客にも人気の街です。

街中にはたくさんのお寺(ワット)があります。中でも有名なのがこのワット・シェントンです。

ワットシェントン.jpg

ワット・シェントンは、ランサーン王朝のセタティラート王により1560年に建立された仏教寺院です。シェントンはルアンパバーンの当時の名称で、「黄金の都」を意味しています。ルアン・パバーン様式という何層にも連なる屋根を持ち、合計で9枚の屋根で構成されています。何度か修復されていているものの、独特の外観はラオスで最も美しい寺院とされています

2. ジャール平原 巨大石壺

ラオス中央部シエンクワーン県の北端に位置する平原に2100を超える巨大な石の壺(つぼ)があります。 構成遺産としては、紀元前500年から西暦500年までに作られた、大きな彫刻が施された石の壺、墓石、採石場などが含まれています。 これら大量の石の壺は何に使われたのか。伝説によると、巨人の貯蔵庫とされていましたが、実際は 「骨壷」として使用されたという説が有力。1930年の調査によると壺の周りには人骨や副葬品、陶器などが発見され、どうやらこの壺は埋葬儀礼に使用されたものだったと考えられています

トンハイヒン.jpg

3. ワットプーと 関連古代遺跡

ラオス南部のチャンパサック県、 メコン川西岸に位置する寺院であるワット・プーと周辺の関連施設は、クメール人によって築かれたものです。隣国カンボジアのアンコール・ワットの建造が始まった12世紀前半よりも前の11世紀頃に建設されたと言われています。ここはプー・カオ(カオ山)を中心に神が宿る地として 1000年以上に渡って都市が整備され、今でも現地のラオ族によって利用され続けており、文化的景観が広がっています。

ワットプー全体.jpg

ワットプー本殿?.jpg

今回は世界遺産特集でした! 他にも魅力的な場所を発信していきます。

山本 佳奈(20231次隊 小学校教育)

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