JICA海外協力隊の世界日記

ラオス便り

ラオスの民族衣装と織物を紹介します!

サバイディー(ラオ語で「こんにちは」)! ルアンパバーン県で活動している小池です。

ラオスの民族衣装はとても身近で、毎日着ている人がたくさんいます。今回はそんなラオスの民族衣装を紹介します。

1.ラオスの民族衣装

男性は、結婚式や寺院に行くときなど、大事な儀式に参加するときには「パーサロン」というズボンをはき、上には襟付きの服を着ます。女性は「シン」という巻きスカートを着て、「パービアン」という肩掛けをします。シンは筒型になっていて、左右にフックがついています。シンは色とりどりで、地域によってもさまざまな柄があり、とてもきれいです。ラオス人の女性は市場で好きな布を買い、仕立て屋さんでオーダーメイドのシンを作ってもらいます。安いと1枚500円ほどで仕立ててもらえます。ラオス人の女性はシンをたくさん持っていて、20~30枚以上持っている人もいるそうです!画像2.jpg

2.ラオスの少数民族の衣装

ラオスには少数民族が49存在すると言われていて、そのそれぞれの民族独自の衣装があります。今回はその中の一部の民族の衣装と織物を紹介します。

(1)モン族

細かい華やかな刺繍や藍染め、ろうけつ染めなどが特徴。

画像3.png(2)アカ族

衣服は紺や黒を中心として使う。あざやかな三角形やひし形などの刺繍が特徴。

画像4.png

(3)カトゥ族

織物の中にビーズを編み込むのが特徴。

画像5.jpg

3.織物体験をしてきました!
カトゥ族の伝統的な織物は腰と足で織り機を固定した「腰織」で作ります

画像6.jpgビーズを編み込んで作る模様はとても細かくて気の遠くなるような作業。長時間、同じ姿勢で織り続けるのもとても大変でした…。この作業をとても速くできるラオス人。手先の器用さにとても驚きました。

画像7.png今回は民族衣装と織物について紹介しました。ラオスにはほかにも様々な民族衣装や織物があるので、ぜひラオスを訪れて自分のお気に入りのものを探してみてください!

小池 柚衣(20231次隊 体育)

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